リスキリングが実り、ネットワークから開発へ着実にシフト

こんにちは！
ラクスパートナーズ採用担当です。

今回登場するAsukaさんは、ネットワークエンジニア出身。
ラクスパートナーズに転職後、機械学習、データ分析の案件を経て、現在はバックエンドエンジニアとして力を発揮しています。

案件・技術に柔軟に適応しながら活躍するAsukaさんが、自身のリスキリングとキャリアについて話してくれました。

ぜひ、自分らしいキャリアを見つける参考にしてください！

リスキリングを決めた理由

－前職はどんな仕事だったんですか？
ネットワークエンジニアとして、大手企業の通信・ネットワーク環境の設計・構築・運用を約5年間担当しました。

－リスキリングを考えたきっかけは何だったんですか？
考え始めたのは、30歳を控えた時期でした。

前職ではさまざまなネットワーク機器や通信技術に触れながら成長をめざし、通信という重要なインフラを守る仕事にやりがいを感じていました。

しかし一方で、ネットワークの監視・運用は24時間365日対応で、夜間・休日勤務も珍しくない働き方だったので、体力的にずっと続けていけるのだろうかという不安とも隣り合わせでした。

30歳を前にして、そうした自分の現状とこれからのキャリアに向き合って考えてみたところ、「将来を考えて、ソフトウェアの設計・開発にもスキルを広げたい」「もっと自由度の高い働き方をしたい」といった思いを募らせていったんです。

そして、「今、新しい分野に踏み出せば、30代以降の長いキャリアを変えられるはずだ」と考え、リスキリングに挑戦しようと思い立ちました。

なぜラクスパートナーズを選んだ？

－なるほど。葛藤や不安、希望が入り混じっていたんですね。
その当時、リスキリングを経てどんなキャリアを描きたいと考えていました？
ネットワークエンジニアとしての経験しかなかったので、そこまで具体的にイメージできていたわけではないのですが、まずはソフトウェアのプログラミングスキルを学び、何らかのかたちで開発の仕事に携わりたいと思っていました。

「自社サービスを持つ事業会社で開発をやってみたい」という気持ちもありました。しかし、開発未経験での入社はほぼ難しいだろうという現実も受け止めていたんです。

そこで、さまざまなお客様先で開発経験を積めるエンジニア派遣、いわゆるSES事業を手がけている企業で経験・スキルを積み、キャリアの可能性を広げようと考えていました。

－そのなかでも、なぜラクスパートナーズだったんですか？
研修の手厚さとエンジニア志向が根づいていることに惹かれたからです。

当時のラクスパートナーズにはリスキリング採用がなく、未経験者枠への応募でした。でも、私の開発経験はゼロに等しかったので、未経験者枠について何の抵抗感がなく、むしろゼロベースで充実した研修を受けられることは大きな魅力でした。

また、アサインする案件やキャリアについて、エンジニアの意向を最大限尊重している姿勢に共感し、会社としてエンジニア志向を徹底していることに心強さを覚えたんです。

－入社当時、Asukaさんは機械学習エンジニアを希望したんですよね。
そうなんです。
機械学習については、当時からトレンド分野として話題になっていたこともあって、興味を抱いていたんです。
また、学生時代から数学が好きで、機械学習と数学が密接にかかわることにも純粋におもしろそうと感じていました。

ラクスパートナーズでのキャリアの歩み

－3カ月間の機械学習の研修を受けてみて、どうでしたか？
期待していたとおり、おもしろかったですよ。
研修では中学・高校数学の復習を経て、統計学、アルゴリズム、Pythonの基礎、機械学習の手法などを学び、最後の1カ月間はみっちりと演習を重ねました。

決して簡単ではない内容ですし、3カ月間という限られた期間内で実践的な内容にまで踏み込んでいくので、ついていくのが大変だったというのも正直な感想です。

でも、内容の濃い研修を受けたいという思いで当社を選んだので、やらされている感はありませんでした。しかも、社会人になって“2度目”の同期入社の仲間に恵まれた3カ月間。教えあったり、教材をすすめあったりと、みんなで支えあいながら研修に励んだ毎日はとても充実していました。

－研修後はどんなプロジェクトに携わってきたんですか？
現在のプロジェクトを含め、3つの現場を経験しています。

1つ目は、大手メディアでの画像解析の仕事です。メディア各社ではニュース素材として日々大量の画像が撮影され、その中からニュースに使用する画像が選別されています。その際、撮影された大量の画像一つひとつを確認して選り分けるというやり方では、途方もない労力とコストがかかってしまいます。

そこで、同社では画像を自動で選別する画像解析システムを活用していました。私はその精度を高めるために、解析内容の精査をおもに担当していたんです。

－自分でアルゴリズムを考え、プログラミングすることも？
残念ながらそこまでには至らず、既存のツールを活用していました。
でも、業務を通して画像解析の自動化について学び、とても興味深い現場になりました。

－2つ目のプロジェクトは？
データエンジニアとして、あるモバイルサービスの利用状況に関するデータの集計・整理・可視化を担当しました。

具体的には、膨大なデータベースから必要なデータを抽出し、分析ツールに読み込ませ、グラフやリスト、表などのかたちにアウトプットするという役割です。

機械学習とは違う分野の仕事でしたが、システム開発を行ううえで欠かせないデータベースの仕組みや扱い方について理解を深められ、とても有意義だったと考えています。

－2つの案件を通して、得ることが大きかったのですね。
はい、前職ではネットワークにかかわるハードウェアをおもに扱っていたので、ソフトウェアに携わること自体がとても新鮮で興味深かったです。
さらに、2つ目の案件では、データベース寄りの仕事に携わったことから興味が広がり、「バックエンドの仕事もやってみたい」という思いを抱くようにもなったんです。

－一つひとつの経験が連鎖し、新しいキャリアに結びつくというのは、案件や分野が幅広いラクスパートナーズならではのことかもれませんね。
そう思います。
しかも、キャリアの相談に応じてくれるサポーターがたくさんいるんですよね。
3つ目のアサイン先を検討したときもそうです。当社の営業担当にバックエンドへの意欲を伝えたところ、「チャレンジできる案件を探しましょう」と、快く受けとめてサポートしてくれました。

当社には「CS＝キャリアサポート」というエンジニアのキャリア支援を専門とする人もいて、気軽に相談に乗ってくれるのでとても心強いです。私は結構自分からCSとコミュニケーションを取りにいくタイプで、バックエンドの仕事内容やキャリアについてもアドバイスをいただきました。

そうやって営業担当とCSの皆さんが力になってくれたおかげで、希望に沿った案件に入ることができたんです。

－それが現在、バックエンドエンジニアとして参画している案件ですね。
どんな案件なんですか？
タクシー配車アプリの開発に携わっていて、アプリから叩かれるAPIのリリースを担当しています。

使用言語はGO。使ったことのない言語だったのですが、シンプルで使いやすく、Web上で知識をキャッチアップしやすいので、着実にスキルアップできています。

プログラミングにガッツリ取り組める今の仕事は、まさしく私が入社前にイメージしていた開発エンジニアの姿そのもの。しかも、多くのユーザーに使っていただいているアプリですから、モチベーションは高まるばかりです。

リスキリングの手応え

－あらためて、リスキリングへの挑戦についてはどう感じていますか？
決断してよかったと思っています。
研修でプログラミングやデータ処理に関する基礎を固め、案件に参画しながら継続的にスキルアップでき、希望していた仕事にも取り組めているからです。

－働き方も変わりました？
激変しました（笑）。
前職では24時間365日体制のシフト制でしたが、当社に転職後はオンオフのバランスが見違えるほど改善され、心身ともに余裕が生まれています。

しかも、現在の案件はフルリモートワークで、アサイン後1年半の間に出社はわずか2回。「場所を選ばず自由度高く働けるようになりたい」と思っていましたので、ワークスタイルについても希望を叶えることができています。

今後のキャリアとメッセージ

－今後やってみたいことは？
これからも何か一つに固執するのではなく、さまざまな業種・業界・サービスの開発現場を経験していきたいですね。また、現在はプログラミングに専念していますが、今後は設計にチャレンジしたいという気持ちもあります。

そうやってどんどん新しいことに挑戦し、エンジニアとしての可能性を広げていきたいと思っています。

－Asukaさんは、キャリアについてとても柔軟なスタンスなのですね。
では最後にメッセージをお願いします！
開発実務が未経験だった私も、当社に転職することで、大手企業のプロジェクトに参画するチャンスを得ることができています。

こうした機会に恵まれるのは、ラクスパートナーズの先輩エンジニアの皆さんが、未経験から活躍し、お客様から高く評価されているからです。これは、会社として研修やキャリア支援を手厚く整えていることの証でもあると思います。

つまり、新しい分野でキャリアを伸ばすなら、チャンスにも環境にも恵まれたラクスパートナーズが断然おすすめです！