【2024年版】未経験からのエンジニア転職におすすめの職種7選！仕事内容・難易度を求人数から解説！

一口にエンジニアと言っても様々な職種があります。

未経験だとどの職種を目指したらいいのか？そもそも何をしているのか？それぞれの違いがなかなかわからないですよね。

今回は未経験からエンジニアを目指す方におすすめの職種７つについて

• 具体的な仕事内容
• 求人数（転職のしやすさ）　

をご紹介します。

※求人数は2023年11月時点でのIT/Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreenに掲載されている未経験OKの求人情報を参考にしています。

これが本命！
未経験からエンジニア転職しやすいオススメ職種２つ

未経験からエンジニア転職する場合、この２職種が最も転職しやすいです。

• インフラエンジニア
• バックエンドエンジニア

未経験募集の求人数も圧倒的。他の職種と比べても未経験からのなりやすさがわかります。▼

転職のしやすさではこの2職種が圧倒的ですが、その他のエンジニア職種も全体として需要は高まり続けており、未経験者にも道は開かれています。

ここから各エンジニア職種の詳細を、求人数順に見ていきましょう。

未経験者におすすめのエンジニア職種①QAエンジニア

仕事内容

QAエンジニアは、ソフトウェアの品質保証を担当するエンジニアです。

製品やサービスがユーザーの手に渡る前に品質や機能性をチェックしたり、テストの設計を行ったりします。

また、プロジェクトが円滑に回るように周囲とコミュニケーションをとり、業務フローの整備や、手順書の作成・改修も行います。

必要なスキル

QAエンジニアは、開発されたプログラムをチェックし、動作確認をします。プログラミンをしないケースもありますが、場合によっては改修を行うこともあるので、プログラミングの知識は必要です。

また、誤りを指摘する仕事になりますので、コミュニケーションスキルや細かい部分に注意を払える観察力や欠陥に気づける洞察力が必要です。

未経験者におすすめのエンジニア職種②データサイエンティスト

仕事内容

データサイエンティストは、ビックデータの収集・分析することで、データの中から価値ある情報を見出し、ビジネスの意思決定支援を行う職種です。

必要なスキル

本格的なデータ分析を行いますので、統計学や数学の知識を生かすことができます。

データ分析に関する専門知識が必要とされるため、未経験でゼロから学習する際の難易度は高めと言えるでしょう。数学的な考えたは必須になりますので、理系の方が向いています。

似ている職種：機械学習エンジニアとの違い

データサイエンティストに似ている職種として、機械学習エンジニアがあります。

データサイエンティストはデータの分析が主ですが、機械学習エンジニアは、機械学習のアルゴリズムを使用してデータからパターンを発見し、予測モデルを構築することが主な業務です。

簡単に言うと、

ということです。

データサイエンティストも機械学習エンジニアも市場価値が高まっていて、高い年収が見込める職種です。

未経験者におすすめのエンジニア職種③ウェブデザイナー

Webデザイナーはエンジニアか？と言われると、違います。

ですが、Webデザイナーとフロントエンドエンジニアは混同されやすいので、違いをお伝えするためにも、ここでご紹介します。

仕事内容

Webデザイナーは、ウェブサイトの見た目を整える業務を担当します。

バナーや画像の制作をしたり、HTMLやCSSなどの言語を用いて色やレイアウトを作成し、サイトの印象、使いやすさをデザインするのが主な仕事です。

必要なスキル

HTMLやCSSといったマークアップ言語スキルの他、PhotoshopやIllustratorなど、デザインソフトのスキルが必要です。

加えて、状況に応じてイメージにマッチするデザインを提案できる力や、UIやUX設計に関する知識も求められることがあります。

似ている職種：フロントエンドエンジニアとの違い

Webデザイナーに似ている職種として、フロントエンドエンジニアがあります。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接触れる部分の動作を作成します。ボタンを押したときに何が起こるのかを定義したり、クリックした時に画面が特定の反応をするようにしたりといった仕組みを作ります。

違いをまとめると、

というイメージです。

フロントエンドエンジニアにはHTMLやCSSの他にも、JavaScriptなどのプログラミング言語やフレームワークの知識が必要です。

未経験者におすすめのエンジニア職種④スマートフォンアプリエンジニア

仕事内容

スマートフォンアプリエンジニアは、iOSやAndroidなどのプラットフォームに合わせてスマートフォン用のアプリを開発するエンジニアです。

必要なスキル

iOS、Androidではそれぞれ用いられる言語が異なります。そのため、iOSならSwift、AndroidならKotlinやAndroid Javaなど、プラットフォームに特化したプログラミング言語の知識が必要です。

アプリを作るための技術はアップデート速度が速い傾向にあるため、自分の技術・知識もそれに合わせて磨いていかなければいけません。

「これをやっておけば絶対に安心」と言い切れる技術はないので、未経験から転職する方にとっては、学習のハードルはやや高めと言えるでしょう。

未経験者におすすめのエンジニア職種⑤フロントエンドエンジニア

仕事内容

フロントエンドエンジニアはWebデザイナーの項目でも少し触れましたが、改めてご紹介ます。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接触れる部分をプログラミングして、ウェブサイトやアプリの動きや機能を実現するエンジニアです。

ここ数年で認知と人気が高まっており、需要も増えています。

必要なスキル

HTMLやCSSの他にも、JavaScriptやTypeScriptなどのプログラミング言語やフレームワークの知識が必要です。

PC、iPhone、iPadなど、デバイスごとに見た目を最適化したり、より良いユーザー体験のための動作をサイトに組み込むのもフロントエンドエンジニアの仕事です。

フロントエンドエンジニアが用いる技術は移り変わりが速く、効率的に業務を行うためのツールも豊富です。

そのため、現場の状況や時代の流れに合わせてキャッチアップが必要になるという覚悟も必要です。

未経験者におすすめのエンジニア職種⑥インフラエンジニア

仕事内容

インフラエンジニアは、ネットワークの構築やサーバーの監視、運用保守などを行うエンジニアです。ウェブサイトのうち、目に見えない中身の部分を司っており、システムの安定稼働を支える役割を担います。

未経験者を募集する求人数もこれまで紹介した職種に比べて多くなっており、未経験からでもなりやすいエンジニア職種です。

また、インフラエンジニアはプログラムを書くというより、知識や資格を習得して業務に活かす職種です。このことも、未経験からチャレンジしやすい一因となっています。

必要なスキル

ネットワークやサーバーに関する知識や、問題や障害が発生した際にその原因を特定し、解決策を見つけ出すトラブルシューティングの能力が必要です。

最近ではクラウドを使ったネットワーク構築が主流になりつつあります。

そのため、AWSやAzureなどのクラウドサービスに関する知識を身に着けると活躍の場を広げられます。

未経験者におすすめのエンジニア職種⑦サーバーサイドエンジニア

仕事内容

サーバーサイドエンジニアはバックエンドエンジニアとも呼ばれ、プログラミング言語を使ってサーバー内のシステムを構築するのが主な仕事です。

例えば、ユーザーがWebサイトにIDとパスワードでログインしたり、ECサイトで在庫管理・注文管理をしたりなど、ウェブサイトの裏側で動く機能を構築します。

求人数からもわかる通り、こちらも未経験からエンジニア転職しやすい職種です。

必要なスキル

Java、PHP、Rubyなど、サーバーサイド言語のスキルが必要です。

また、データベースやAPI設計に関する理解も求められます。

さいごに

以上、未経験からのエンジニア転職におすすめの職種を7つご紹介しました。

1. QAエンジニア
2. データサイエンティスト
3. Webデザイナー
4. スマートフォンアプリエンジニア
5. フロントエンドエンジニア
6. インフラエンジニア
7. バックエンドエンジニア

各職種の違いや業務内容のイメージ、なりやすさのイメージは湧きましたか？

未経験からエンジニア転職を目指す際には、職種について知ること・自分自身の興味やスキルの整理と合わせて、世の中のニーズの把握することが近道です。

転職前の情報収集を欠かさず、エンジニアとして、自分にとって最適な第一歩を踏み出しましょう。

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