前職は営業!なぜフロントエンドエンジニアへの転身を決めたのか - らくのーと。

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2022年5月13日

前職は営業!なぜフロントエンドエンジニアへの転身を決めたのか

こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当の高塚です。

今回はフロントエンドエンジニア一期生より、なぜエンジニアへの転職を決めたのか、そして実際にエンジニアになってみて感じた事を伺ってきました!

フロントエンドエンジニア1期生 Kakeru
2021年4月入社。文系大学出身。前職は建築資材の営業を担当。
<目次>

フロントエンドエンジニアを目指すまで

-まず前職について教えていただけますか?
前職は新卒で入社した建築資材を扱う企業の営業でした。
他の職種とも迷ったのですが、一度は営業を経験したいなと考えていたことと、企業の方の人柄に惹かれたことが決め手となり入社を決めた企業でした。
扱う金額が大きく、任せてもらえる場面も多かったので非常にやりがいのある仕事でしたね。

-営業として活躍されていたんですね!そこからエンジニア職に興味を持つきっかけはどのようなものがあったのでしょうか?
就活の時に迷っていた【生み出す側】を経験してみたいという気持ちが頭の片隅に残っていたことがきっかけですね。
生み出す側の仕事はどの様なものがあるのかを改めて調べて、ITエンジニアを知りました。
当初は転職に対して全く視野になく、ただプログラミングの学習をしてました。

-転職は視野になかったんですね。ちょっと意外でした。
前職もやりがいを感じていたので、正直辞めるといった選択肢は当初なかったんです。
学習を始めたのも単純に【生み出す側の手法】はどのようなものなのか知りたいな~という軽い気持ちから来るものでしたね。

-そうなのですね。そこからどのような気持ちの変化があり、転職を選択することになったのでしょうか?
私自身は【転職したい】とか【何かを作りたい】といった目的は持っていなかったため、学習でつまずくことがあったら挫折してしまい、学習が止まってしまうことが多々あったんですよね。
数ヶ月おきにそのような状態となり、数回繰り返したところで「これじゃダメだ」と。

そこで【絶対にやるしかない】といった環境を作ることが良いかなと考えて、お金を払ってフロントエンドの技術が学べるスクールに通うという選択をしました。

-スクールが転換点だったんですね。
そうですね、転換点ではあるのですが…
実はスクールに通って、最終的な成果物を作った時点でも転職は考えていなくて。

-えっ?
そういう反応になりますよね(笑)
更に言うと、内定貰った段階でも転職は迷っていました。

-もっとビックリしました(笑) 転職を決めていない中でなぜ選考を受けてみようと思ったのですか?
ラクスパートナーズ採用担当の千田さんから面談のお誘いがあったことがきっかけです。

スクールで学んで作り上げた成果物を千田さんが見てくれたようで…
自分が頑張って作り上げたものを見て、声をかけてくれることがあるんだなと嬉しくなったんですよね。
そこで自分の頑張りを見てくれた人からの話を聞いてみたい!といった気持ちになって。
実際に話を聞いてみたら、ラクスパートナーズはたくさんのことを経験できて面白そうだなと。

-興味が湧いてきたんですね。
そうです。
ただ興味を持ったとしても内定獲得できるかはわかりませんでしたし、まずチャレンジしてみるだけしてみようと思って、ラクスパートナーズだけ選考を受けました。

-そしてめでたく内定も獲得されたと。
そうなんです。
ただ、先にも話した通り、内定をいただいたタイミングでも転職は迷っていました。
「今の仕事は楽しい!でもエンジニアになれるチャンスも少ないのでは…」と自分の中では堂々巡りで。
当時の上司に相談をしたりもしました。

そこで上司に背中を押してもらったことが転職の決め手になりましたね。
「人生一回きりだし、挑戦してきなよ。ダメだったらまたウチに戻ってきたらいいじゃん!」って言ってくださって。

素敵なお話ですね…!
本当に有り難かったです。
そんな風に言ってもらえるなんて、恵まれているなと。

そうやって背中を押してもらえたこともありますし、ここでエンジニアになるのはやめておこうとチャレンジしなかったら、モヤモヤが一生残ると思ったんですよね。
それなら一回チャレンジしてみてダメだったら、やり直せばいいじゃん、真っすぐ生きていればチャンスはあるだろう!って(笑)

実際に入社して感じたこと

-実際にエンジニアとして業務をしてみてどう感じましたか?
実は研修後にジョインすることになった企業は研修で学んだ技術を全く使用しない現場だったんですよね。

ジョインすることが決まった際はVue.jsを使用することになっていたので、研修で学んだ技術を足掛かりにして対応することができると思っていたんですが、実際にジョインした後にプロジェクト内容が変更となり、結果としてPHPでの開発を担当することになりました。

-なんと!それは不安でしたよね。
そうですね…
研修で学んでいたのはフロントエンドの技術だったので、最初は「できるのかな…」と思ったのが正直なところでした。
ただ、こういった状況は逆にチャンスだと思い直して、PHPなど触れたことのない技術は自身でキャッチアップして業務を進めました。
そういった背景もあり、この現場での経験のおかげで自力である程度問題解決できるレベルまで成長できましたね。

-前向きに変換して自身の経験にしていくスタンスは素敵ですね!でも実際にジョインした現場で携われる技術イメージが違うと不安になるところもあるのではないですか?
そうですね、私自身は出来事をポジティブに変換するタイプなのですが、希望した技術に触れられない現場へのジョインとなった際、きっと気になる方も多いですよね。

自身の経験として1現場目は意図しない形で別の技術を触れることになり、それもチャンスと捉えて業務にあたっていましたが、営業側で今後のキャリアについて考えてくれていたようで、ある程度のところで現場変更を提案してくれました。
現在はフロントエンドとして別の現場へジョインしていますよ。

-そうなのですね!
現在の現場ではフロントエンドの技術を主に触っているのですが、1現場目ではフロントエンドの技術にあまり触れなかった分、今回の現場が決まった際は正直不安でしたね。

-期間が空いてしまうと、そういった不安は出てきますよね。
ただ研修で学んでいたことがしっかり自分の力になっていたようで、それが活かされている感覚はあります。
GitHubのコマンドもVue.jsも最初の現場では使用しなかったのですが、研修当時に学習していた範囲でした。
今はそのあたりをガッツリ使用する現場なので、フロントエンドエンジニアとして業務を行っていく上で必要な技術を押さえた研修を受けていたんだなと感じますね。

そういった下地も持っていたので、現在は主体性を持って意見出し等もできるようになっています。
実務を通してどういったことを話されているかも理解できる部分が多くなりましたし、意見を出した際に「このアプローチいいね!」とフィードバックを貰えることもあります。
嬉しいですし、成長実感がありますね。

-そういった言葉をかけてもらえるのは嬉しいですよね!
そうですね!
言われたことを確実にこなすということも必要ですが、個人的には「言われたことだけこなす」といったことにならない様にしたいと意識しています。
今後も主体性を持って仕事をしていきたいですね。

フロントエンドの面白さとは

-Kakeruさんはエンジニア職に興味を持った当初からフロントエンドの学習をされていたと思いますが、フロントエンドの学習をすることに決めた理由はどのようなものでしたか?
私が勉強し始めた分野がフロントエンドだったのは、単純に当時は自分の中にその選択肢しか見えていなかったからですね。

-と言いますと…?
学習しやすいツールとしてProgateの存在を知り、そこから学習を始めたんですよね。
その時のコンテンツはHTMLとCSSだったので、その流れでJavaScriptを学習することになり…
そこが一段落ついたら、今度はJavaScriptの先にVue.jsがあると知ってそこを勉強して…
という感じで、学んだ技術の繋がりで進めていたら結果的にフロントエンドの学習になっていた…という感じです(笑)

-なるほど。流れに任せた結果の学習とのことでしたが、実際フロントエンドの技術に触れてみてどうでしたか?
楽しいですね!
モノづくりというと、仕組みづくりという意味ではバックエンドもありますが、私自身はユーザーに近いところに携わるフロントエンドが合っているなと思っています。

自分が作っているものがユーザーの元に届いたときのことを想像するとワクワクしますね。
これがリリースされたら、どんな反響があるかなと。

-フロントエンドはユーザーに直接触れる部分が多いですもんね。
そうなんです。
そしてリリース後にユーザーから届いた反響をどのように反映させてアップデートしていくのかというのは楽しい部分ですね。
ユーザビリティを考えると終わりはないので、ある程度のところで折り合いをつけていかないといけないのですが、そこが上手くハマったときの気持ちよさがあります。

今後の目標とメッセージ

-今後の目標を教えてください。
フロントエンドエンジニアとして、フロントエンドの技術を深堀していくことはマストですが、そこに留まらず、周辺知識は得ていきたいなと思っています。

まずは広く浅くでも良いので、バックエンド・インフラ側の周辺知識も習得して、プロジェクト全体がどのように動いているのか理解した上で開発できるエンジニアになっていきたいなと。

-フルスタックですね!
細かく業種が分かれている大きな企業であればフロントエンドの知識を特化させていくことも需要はあると思うのですが、中小企業など少数精鋭で業務を回している企業であれば、もっと幅広い知識を持っていたほうが需要があるのではないかと考えています。

-最後に後輩たちへのメッセージをお願いします!
ラクスパートナーズはたくさんの企業と出会えるのが魅力だと思っています。
現場の提案を貰った際、自力ではたどり着くことはなかったであろう業界に出会うことも多々あり、中には自分の価値観で仕事選んでいたら、知ることはなかったなと思うものもありました。

派遣といった働き方にマイナスなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、自分でも気づけなかった分野の興味を見つけるきっかけが多くあることは、派遣といった形式だからこそ得られる経験だと思っています。
エンジニアとしての一歩を踏み出すか迷っている方、一度の人生だしチャレンジしてみませんか?
たくさんの仲間と一緒にモノづくりをしていけること、楽しみにしています!


Kakeruさん、ありがとうございました。
これからのご活躍も楽しみにしております!

高塚愛梨

高塚 愛梨

2018年1月入社。 本社スタッフ採用を担当しています。 人と人の縁をつないでいく採用のお仕事が大好きです。 らくのーと。ではラクスパートナーズの魅力をお伝えできるよう、がんばります!