新卒入社で営業職へ。その理由とキャリアの歩みは? - らくのーと。

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2023年5月15日

新卒入社で営業職へ。その理由とキャリアの歩みは?

こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。

営業部門の新卒採用をスタートするにあたって、今回は新卒入社で営業としてキャリアを重ねる後藤さんにインタビューしました。

自身の就職活動から振り返ってもらい、入社後の成長と苦労、キャリアの節目、仕事のやりがい、今後の目標などを率直に語ってくれました。

後藤さんの話を通して、入社後のキャリアのイメージを広げてもらえると嬉しいです!

<プロフィール>
営業 後藤 洸貴

大学卒業後、2016年4月に新卒でラクスに入社。
IT人材事業(現ラクスパートナーズ)にて、開発エンジニア担当として新規開拓を2年、既存営業を1年担当。
2018年12月より機械学習エンジニア領域の営業部隊立ち上げから携わり、現在は既存顧客のフォローを中心に担う。

<目次>

就職活動と入社理由

-後藤さんは新卒でラクスに入社。ということは、学生の頃からIT系に強かった?
いえいえ、経済学部出身で、ITについて専門的に学んだことはまったくなかったです。
でも、就職活動に臨むにあたって、実は割と早い段階からIT業界に絞り込んだんです。

-それはなぜ?
漠然とながらも、「IT業界には未来がある」と感じていたからです。
学生時代、居酒屋でアルバイトをしていて、シフト作成や発注業務を専用のシステム上で行っていました。
仕事をサクサクと進められることにITの利便性を実感し、これからもいろんな業界で活用が進み、発展していくんだろうと、ITの将来性を身近に感じていたんです。

-「IT」と一口に言っても、就職先は幅広いですよね。どう検討を進めたんですか?
学生にとってITといえば一般ユーザー向け、いわゆるBtoCのWebサービスやSNSなどが身近で、自分たちがふだん使っているサービスに携わりたいと考えるのが王道かもしれません。
ただ、BtoCサービスの場合、トレンドの浮き沈みが激しく、波があることも事実。

一方、私が居酒屋で活用したシステムのような企業向け、いわゆるBtoBのWebサービスやITシステムの場合、長期的な利用が見込まれ、将来性と安定性を兼ね備えているのではないかと、当時の私なりに考えました。
そこで、BtoBのサービスを手がけている企業を中心にエントリーし、選考に臨んだんです。

-そのひとつがラクスだったと。
そうなんです。
「楽楽精算」「メールディーラー」などのクラウドサービスによってさまざまな企業に業務効率化をもたらし、急成長を遂げていることに強く惹かれました。
また、ラクスパートナーズの前身である「IT人材事業」では、ITエンジニアの育成・派遣を行い、IT業界の発展に広く貢献していることにも魅力に感じました。

でも、入社の一番の決め手は「人」。会社訪問や選考の過程で、営業の先輩社員と気さくに話ができ、役員陣もとてもフランクに接してくれたんです。その関係性がとても心地よくて、「こんな人たちと一緒に働きたい」と思えたんです。

入社後のスキルアップ

-あらためて、営業の役割を教えてください。
おもに自社でWebサービスの企画・開発・運用を手がけている企業に向けて、当社のエンジニアの派遣を提案し、人材面・技術面の課題解決をサポートしています。
お客様とエンジニアの最適なマッチングを図る、その橋渡しを担っているイメージです。

-ITについては入社後に本格的に学んだのですね。戸惑いはありました?
初めて聞くカタカナ言葉やアルファベット単語が飛び交い、戸惑いの連続でしたよ。
例えば、「Java」というプログラミング言語があると知り、単語自体は頭に入れたとしても、実際にはどんなシーンでどう使われているのかがピンと来ないという状況でした。

-どう打開していったのですか?
営業の先輩に付き、お客様やエンジニアとの商談・打合せに同席しては、わからないことを随時質問してクリアにしていくということを積み重ねていきました。

自分からエンジニアと接する機会を積極的に持つようにしたことも大きかったですね。
商談の後に「さっきのあれはどういう意味だったんですか?」と聞きまくっていましたが、エンジニアの先輩はわかりやすくかみ砕いて解説してくれて、知識がどんどんつながっていく感覚がありました。

-そうしたOJTを経て、営業活動をスタートした?
単独でお客様との商談に臨んだのは、入社から約半年後のことです。
先輩と重ねたロールプレイング研修をベースにして、まず新規顧客の開拓を行いました。

成長の手応えを感じ始めたのは、2年目に入ってからです。
お客様のご要望通りにエンジニアを提案するだけではなく、お客様からIT・Webサービスの状況や今後の展開などをヒアリングし、自ら課題を見つけ、その解決に向けてどんな組織体制やエンジニアが必要なのかを提案する。
上司・先輩からアドバイスを受けながら、そうしたコンサルティング的な営業スタイルを意識するようになったんです。
そうすることで、お客様に「助かったよ」と喜んでいただけるケースが増えていきました。

-そこにはもちろん試行錯誤もあった?
もちろんありました。
その当時、当社の営業チームはまだまだ少人数で、営業やマーケティングの手法についても、チームみんなで意見やアイデアを交わし、いろいろと試しながらより良い「解」を見つけていくという段階でした。

今のラクスパートナーズはその当時に比べると大きく成長しています。
しかし、当時の一体感やチャレンジ精神は決して失われず、社員一人ひとりのチャレンジが歓迎される風土があります。

新領域の立ち上げ

-チャレンジといえば、入社3年目には新しい領域の立ち上げに参画したんですよね。
はい、私のキャリアにとって大きな節目になった経験です。
入社3年目、2018年の秋、機械学習のニーズが今後高まることを予見した当社では、早くから機械学習エンジニアの採用をスタートさせました。
興味を抱いた私は、機械学習エンジニアの提案を積極的に推進したところ、その姿が当社の取締役の目に留まり、「一緒に開拓しよう」と声をかけてもらえたんです。

-日頃の頑張りがチャンスをたぐり寄せたんですね。
ありがとうございます。
取締役とマンツーマンでお客様のニーズや課題を丹念に掘り下げ、エンジニアにも相談しながら、お客様への提案の精度を高めていくという日々でした。
その積み重ねによって、立ち上げから半年後には、大手Webサービス会社の機械学習プロジェクトに初期段階から参画するチャンスを得ることができたんです。

-すごい!今では機械学習の領域は当社の柱のひとつに成長しています。
立ち上げ期の苦労を経験しただけに、とても感慨深いですね。

仕事のやりがい

-そして入社8年目の現在。リーダーとしてメンバーの育成にも活躍の場を広げていますね。あらためて感じている、この仕事のやりがいは?
ラクスパートナーズのミッションは、エンジニアを未経験から育成し、エンジニアのキャリアを支援すること。
その実現に向けて、私たち営業はお客様・エンジニア双方とコミュニケーションを重ね、双方にとって最適なマッチングをめざしています。

だからこそ、自らの提案がお客様の課題解決に結びつき、かつエンジニアの活躍チャンスを広げられたときの手応えは格別です。
そして、お客様から「とても活躍してくれていますよ」と、エンジニアからは「貴重な経験ができ、スキルアップに結びつきました」と、喜びの声も双方からもらえて、大きなやりがいにつながっています。

-エンジニアの成長過程にも寄り添えるんですね。
そうなんです。
未経験入社のエンジニアが初めての案件で順調にスキルを伸ばし、1~2年後にはさらにコアな役割を担ってくれることも珍しくありません。
そうやってエンジニアが自身の市場価値を高め、キャリアアップしていく姿を見るたびに、頼もしさと誇らしさを感じます。

職場の雰囲気とワークライフバランス

-そうした一人ひとりの成長が、会社の成長にも結びつく、と。
そう考えると、当社の営業には「自分さえよければ」という人はなじみにくく、「人やチームのために頑張りたい」という思いの強い人が多いように思います。
チーム志向が強い人のほうが、より大きなやりがいを得られるのではないでしょうか。

-職場の雰囲気にも、チームワークが表れています?
上司・部下、先輩・後輩といった関係にかかわらず、お互いに相談し、協力しあう雰囲気があります。
しかも、20代の若手社員が多いこともあって、コミュニケーションを取りやすく、切磋琢磨しあいながら成長をめざしています。

-オンとオフのバランスについてはどうですか?
意外に思われるかもしれませんが、毎日の残業はほとんどありません。
これは、ふだんから効率よく仕事を進め、メリハリを大切にすることが会社のカルチャーとして根づいているからだと思います。

-後藤さんのオフタイムの過ごし方は?
結構、インドア派です。ゲームに明け暮れたり、好きなアニメを一気見したり。妻と一緒に好きなことをしてリフレッシュしていますね。

今後の目標と学生へのメッセージ

-後藤さんの今後の抱負を教えてください。
これからもお客様とエンジニア双方の目線に立ちながら、未経験からチャレンジするエンジニアのキャリアの力になり続けたいと思っています。
また、リーダーとして組織全体に視野を広げ、成果を出し続けられる仕組みをつくり上げ、会社の成長を引っ張っていきたいですね。

-最後に、学生の皆さんへメッセージをお願いします!
ラクスパートナーズのクライアントには、世の中のIT・Webサービスを牽引している企業がそろっています。
学生の皆さんにもおなじみの企業にも、実は当社のエンジニアが多数活躍しています。
そうした企業の方々から、プロジェクトの状況や今後の展開などを直にうかがい、発展に貢献できるのが私たちの仕事です。
最前線の躍動を肌で実感でき、刺激と成長チャンスにあふれた環境です!

rp-saiyou

ラクスパートナーズ 採用担当

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