前職は編集者!どうしてインフラエンジニアを目指したのか - らくのーと。

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2022年7月11日

前職は編集者!どうしてインフラエンジニアを目指したのか

こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当の高塚です。

弊社社員の働き方やキャリアが見えると好評のインタビューシリーズ
今回はクラウドエンジニアのSuzukaさんへお話を伺ってきました。

実はIT関連のものに苦手意識があったというSuzukaさん。
どうしてエンジニアの道を選択したのか…
気になるお話を伺ってきました!

エンジニアを目指すまで

-前職は全く違う業界で働かれていたとお聞きしましたが、エンジニア職にはどのような経緯で興味を持ったのですか?
実のところITには全く興味がなく…
むしろ苦手なくらいで、就職活動の際には避けているくらいでした(笑)

-えっ!?
そうなんです。
就職活動の際の基準は「もともと本が好きだったから」という理由で、出版会社の選考を受けていました。
総合職で入社することになったのですが、そこでシステム事業部に配属されることになりまして…
「苦手なのに…」と泣きながら2年ほど対応していました(笑)
システムの運用保守なんかを担当していましたね。

-苦手だと感じている中で対応するのは難しいですよね。
そうですね。
ただ、2年間システム関連の業務を担当してみて、意外とシステム好きだなって思えたんですよね。
そこでIT技術への抵抗が消えて、反対に興味が湧くようになってきました。
ですが、出版の仕事も諦めきれなくて…
転職先としてもう一度、出版社を選択しました。
そこで編集者として本の出版業務に携わることになりました。

-出版業務だとエンジニアのイメージはあまりないのですが、エンジニアにはどこで興味を持たれることになったのですか?
出版業務を担当する中で、エンジニア向けの本を制作することになり、エンジニア職について話を伺う機会があったんですね。
お話を伺ったのは大学の先生だったのですが、「文系大学出身でインフラエンジニアになる人が増えている」と聞き、意外性から興味を持ったのがきっかけでした。

転職を考えるきっかけ

-興味を持ったところから、実際に転職という行動に移されるきっかけはどのようなものだったのでしょうか?
私自身、「人の役に立つこと」にやりがいを感じることが多く、本の制作をする際も「エンジニアの人に役立つものを」と思って業務にあたっていたのですが、エンジニアが求めているものを理解できないままであっても、納期に間に合わせるために進めなくてはいけないことが多くありました。
どこかで折り合いをつけないといけない部分なので、仕方ないことではあるのですが、自分がやりたいと思っていたことと離れてしまっている感覚を持ってしまいました。

-そうなのですね。
加えて、当時の会社には編集者として入社したものの、流れでまた会社のシステムも触ることになってしまったんですよね。
意図せず編集者とシステム担当…という二足の草鞋を履いた状態になってしまったのですが、どちらの業務でも「エンジニア」に触れることになり、より興味が高まっていったというのも大きいです。

そんな状況の中で、本制作のためにエンジニアの方からお話を聞く機会があったのですが、そこでエンジニアが不足していることを知り、更に興味が湧いたんですよね。
そこからインフラエンジニアについて調べるようになりました。

-一般的なイメージとして、エンジニア=WEBエンジニアというイメージが強いのかなと思ったのですが、なぜインフラエンジニアに絞って調べていたのですか?
そうですね…正直私も「エンジニア=WEBエンジニア」といったイメージでした。
あまり業界を知らない私ですら、真っ先に頭に浮かぶイメージがWEBエンジニアだったので、そこを目指す方も多いのだろうなと感じたのが理由です。
需要がある職種ですし、今後も増えていく傾向にあるのかなと。

そうなると予想したときに、わざわざ最初から激戦区を選択して一から頑張らなくても良いのではと思ったことと、インフラからキャリアをスタートし、フルスタックになる人も多いと聞き、最終的な選択肢が多いと感じたことも理由でした。
やるなら自身の価値も高めていきたいですしね。

ラクスパートナーズへ入社を決めた理由

-どのように転職活動をされたのですか?
エージェントも使いつつ、自分でも求人を調べて受けていました。
3~4社ほど選考を受けたのですが、ラクスパートナーズの選考が一番早くて…
応募から1週間程度で内定をもらいました。

なので実は他社の選考を受けきらずに決めっちゃったんですよね。

-すごい決断力!どこが決め手になったのでしょうか?
他社も含め、情報はたくさん調べました。
会社の口コミやコーポレートサイト…色々見ましたが、比較した上でもラクスパートナーズが一番エンジニアになるためには良さそうだなと思えたんですよね。

-嬉しいです!でも、正直なところ不安な面もあったんじゃないですか…?
そうですね…
強いて言いますと、選考を受けたのが丁度コロナ禍真っ只中といった時期だったので、対面での面接ができずオフィスを訪れたことがなかったんですよね。
なので本当に実在する会社なのか…?実態はあるのか…?とは正直思った時もありました(笑)

-実在してますよ(笑)
親会社もラクスですしね!
実在しないわけはないんですが、不安になっちゃいました(笑)

実際に入社して

-実際に入社されて、研修はどうでしたか?
入社時期もコロナウイルスが流行している頃だったので、リモートでの研修だったのですが、意外とやりやすかったなと思っています。
ただ講義はめちゃめちゃ早かったです(笑)

-みなさんそう仰いますね(笑)
ビックリな進み具合でしたが、楽しかったですよ!
研修もしっかり基礎から教えてくれて、ネットワークとは~、VPNとは~といったところから始まるカリキュラムでした。
研修終盤に実施するチーム演習も面白かったですね。

-演習はどのようなものでしたか?
5~6人でチームを組み、役割分担をしつつ設定課題をこなすものでしたね。
インフラの土台を作って、最終的にサイトのページを見られるようにしましょう、といった内容です。
最低限のラインをクリアし、余力があれば+αで追加課題を設定して対応したりしました。

追加課題はチームによりけりではあるのですが、例として挙げると更にセキュリティ面を強化する構成を考えてみる…とかですかね。

-研修を終えて、現場にジョインしたときはどうでしたか?
実は前職までにエンジニア業務を経験していたこともあり、みんなと比べ少し早めのジョインとなりました。
当時は3ヶ月きっちり研修受けたい!と思っていたのですが、今振り返ると早めに現場へジョインして良かったなと思っています。
というのも、現場がとても楽しくて(笑)

不安ではありましたが、現場は既にラクスパートナーズの先輩もすでにいる環境で、上長もとても良い方だったので、わからないことはすぐ聞けましたし、AWSに触れる機会も多く、学べることがたくさんある環境だったんですよね。

-吸収できることがあるのは刺激があって、楽しいですよね!
そうですね!
そして今は2現場目にジョインしているのですが、ここもまた楽しいんです。
現場の方からすると、私は「パートナー」という立場ですが、垣根なく対応させてくれるんです。
最近はシステムのコスト管理についてのMTGに参加させていただく機会があったのですが、そういったMTGって普通一般の社員の方であっても参加できる方が制限されるイメージがあるじゃないですか。

今の現場は、一般社員・パートナー関係なく、そういった情報に触れさせてくれる機会があり、どのように対応しているのかを間近で見ることができ、かなり刺激になっています。

-スゴイですね!
派遣といった働き方は対応できる業務の幅が狭いのでは?と思う方もいると思うのですが、それは現場によりけりで、垣根なく対応させてくれる場所もあります。
未経験からエンジニアを目指すにあたって、まずは経験を積みたいといったニーズに合う働き方だなと感じています。

インフラエンジニアの働き方について

-インフラエンジニアというと保守のイメージが強く、何かイベントが発生しないと仕事がないといったイメージを持つ方も多いようですが、実際はどうですか?
確かに突発的な作業は多いかもしれません。
でも突発作業が発生しない限り手持ち無沙汰…といった仕事ではありませんよ(笑)
私の担当業務で言うと、手を動かすような業務は大きく分けてこのようなものがありますね。

《納期設定ありの業務》
・システム改善のための情報収集
・手動対応のJOB化

《突発業務》
・お客様からの要望による対応
・トラブルによる緊急対応

その他にMTGなどがあるイメージです。
緊急対応と聞くと土日対応もある…といったイメージがある方もいると思うのですが、ラクスパートナーズでは基本的にそういった現場にはジョインしない方針のようで、私は土日対応は基本ありません。

また1日のスケジュールとしてはザックリ決まってはいますが、突発業務が発生することが多々あるので納期があるタスクに関しては効率よく進めていかないといけないですね。

-大変そうですね…!
でもインフラは楽しいので…
個人的には検証から構築まで担当できる業務が好きですね。
ゴールに対して、たくさんのアプローチ方法がある中で自分が「これだ!」と思ったものを採用して
実際に思った通りに動かすことができた時の嬉しさはひとしおです。
コードを例に挙げますが、少しでも間違ってしまうと想定した挙動にはなりませんよね?
これがピッタリと間違いなくできた!というところのスッキリ感があります。

また自分が考えたものが組み込まれていく瞬間は、役立っている感覚があり嬉しいです。
「人の役に立つこと」が実現できているように感じています。

今後の目標

-今後の目標について教えてください!
「困った時に頼ってもらえる人」になりたいなと思っています。
今の現場の上長がそれを体現している様な方なのですが、質問をしたら知りたかった答えを返してくれて、ノウハウも豊富。
こういった存在になれるのがエンジニアとして一番なのではないかなと個人的に思っています。
そんな存在に自分もなっていきたいですね。

高塚愛梨

高塚 愛梨

2018年1月入社。 本社スタッフ採用を担当しています。 人と人の縁をつないでいく採用のお仕事が大好きです。 らくのーと。ではラクスパートナーズの魅力をお伝えできるよう、がんばります!