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2024年6月28日

メリットしかない!未経験からのエンジニア転職におすすめの資格【LinuC/LPIC】完全解説

はじめに

インフラエンジニアには資格があることをご存知ですか?

  • LinuC
  • LPIC

この2つは未経験の方にこそ知ってほしい、インフラエンジニアの代表的な資格です。

資格の勉強をする中で知識を深められる他、実務に直結する内容を学習するので、エンジニアとしての業務のイメージも掴みやすいです。

もちろん、これらの資格を取得すれば未経験での就職活動にも有利に働きます。

エンジニアは勉強をし続けなければならない職種です。
そのため未経験からのエンジニア転職の場合は特に、資格が知識のアピールに繋がるだけではなく、自分は継続的な勉強ができる素地があることを客観的に示せる武器になります。

この記事では、LinuCとLPICの概要から、資格の取得メリット、具体的な勉強方法、そして試験に関する情報まで、詳しく解説します。

インフラエンジニアの仕事内容について知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。

今回お話してくれる人

鈴木さん

鈴木さん

未経験からインフラエンジニアに転職。
派遣エンジニアとして数現場経験後、現在はラクスパートナーズで講師として活躍中。

未経験からのエンジニア転職におすすめの資格
LinuC/LPICとは?

この2つは、どちらもLinuxに関する資格です。

Linuxとは?

Linuxは、インフラエンジニアが主に使用するシステムのひとつです。
コンピューターが動くためには、オペレーティングシステム(OS)と呼ばれるものが必要です。
例えば、有名なOSにはWindowsやMacOSがあります。これは皆さんも聞いたことや使ったことがありますよね。
Linuxも、それらと同じOSの1種です。

LinuCとLPICの違い

LinuCとLPICの違いはこちら。

  • LinuC:日本での需要に特化して設計された資格
  • LPIC:国際的な基準の資格

どちらの資格もLinuxの操作と管理に関する知識を証明するものではありますが、基準が世界なのか、日本なのかで異なります。

国内の企業を目指す場合はLinuC、グローバルな企業を目指す場合はLPICの取得を目指すと良いでしょう。

未経験からインフラエンジニアに転職する場合、いきなり世界的な企業を目指すのは難しいかもしれません。試験の問題分も、LinuCの方が自然な日本語で書かれていて解きやすいです。
なので、未経験の方にはLinuCをおすすめしています。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICのレベル一覧

LinuCとLPICは、どちらもレベルが数段階に分かれています。下に行くほど上位のレベルです。

LinuCのレベル一覧

  • レベル1:物理/仮想Linuxサーバーの操作運用
  • レベル2:仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設計・構築
  • レベル3:特定の技術領域のスペシャリスト
  • LinuCシステムアーキテクト:ITプロジェクトを成功に導く上級エンジニアの証明

LinuCの公式サイトにも、各レベルの説明がわかりやすくまとめられています。

LPICのレベル一覧

  • LPIC-1
  • LPIC-2
  • LPIC-3

LPICの資格情報は、LPI(Linux Professional Institure)の公式サイトに詳しく掲載されています。

LinuCもLPICも、レベル1と2はそれぞれさらに2つの試験に分かれています。
各レベルで、2つの試験に合格すれば、晴れて資格取得となります。

また、LinuCレベル3とLPIC-3は、さらに3つの試験に分かれています。
ただ、こちらは専門分野ごとに試験内容がわかれているだけなので、1つの試験に合格すればOK。その分野でのエキスパートと認定されます。

どちらの資格も順次ステップアップしていく認定構成になっていて、いきなり上位のレベルから受検することはできません。レベル1から順番に受けていきましょう。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICの学習期間はどのくらい必要?

未経験からこれらの資格取得を目指す場合、まずはレベル1を取得することにフォーカスして学習していくことになります。

知識ゼロの状態からだと、1ヶ月~3ヶ月の学習期間で合格可能とされています。

LinuCとLPICは、難易度的には未経験からでも十分取得可能な資格です。
ラクスパートナーズには入社後3カ月の研修がありますが、研修中に取得する人もいますよ!
ちなみに昔、私がレベル1を取得した時は、すでに研修後だったこともあり学習期間1ヶ月未満で合格できました。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICの合格率は?

合格率は公表されていませんが、
得点としては65%ほどとれていれば、合格できるといわれています。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICの試験方法

以前は試験会場での受験のみでしたが、現在はリモートでの受験も可能です。

リモート受験に関しては、カメラの設置が必要だったり、部屋に他の人の立ち入りが禁止だったりと、条件を守る必要があります。
その時々で変更がある可能性もあるので、受験前には必ず各試験の公式HPから詳細を確認してみてください。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICの受験費用はいくら?

レベル1の受験費用は、2024年6月28日現在では、それぞれこのようになっています。

  • LinuC:16,500円+16,500円 = 合計33,000円(税込)
  • LPIC-1:15,000円+15,000円 = 合計30,000円(税込)

いずれも2種類の試験が含まれていて、両方合格しなければいけないので、2つ分の受験料がかかります。

どちらも同じくらいの価格で決して安くはありませんが、未経験から転職を目指すにあたってのメリットを考えると、投資しても後悔しない金額かと思います。
ラクスパートナーズでは、合格するとお祝い金として全額もらえる補助がありましたね。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICの学習に向けて:環境構築とおすすめサイト

いざ、資格取得のための勉強をしよう!と思っても、まず何をしたらいいかわかりませんよね。

いきなりテキストを開いて学習を始めても良いですが、学んだことを手を動かして実際の画面で試しながら覚えていくと、より効果的です。

テキストを開く前に、環境構築(Linuxのインストール)を行えるのが理想的です。

LinuC/LPICの学習のためにLinuxをインストールしてみよう

学習のためにLinuxをインストールする方法は2つあります。

  1. 自分のPCに内にOSをインストールするためのアプリケーションを使用する
  2. AWSのようなクラウドサービスを使用する

AWSには、サーバーを立てることができるサービスがあり、新規アカウントでは12ヶ月間無料で利用できる「無料利用枠」が提供されています。
この無料利用枠を利用してサーバーを立てる際、LinuxなどのOSを選んでインスタンスを起動することができます。これを使えば、一定期間に限られますが、集中して学習を進める助けになるかもしれません。

模擬試験のサイトを活用すれば、環境構築をスキップできる

とはいえ、未経験からいきなりこの作業を行うにはハードルがあると思います。

せっかくエンジニア転職のために資格習得を目指そうと思った矢先、学習を始める前に挫折してしまうのは避けたいですよね。

そのため、自分で環境構築をするのが難しいと感じたら、
さらに前段階の初めの一歩として、模擬試験のサイトを活用するのがおすすめです。

模擬試験も受けられる!おすすめサイト「Ping-t」はこちら

未経験から学習を始める場合、Ping-tを活用するのが最も簡単です。
できる人は仮想化ツールを使って自分のPCに環境構築することにチャレンジしてみてください。いきなり無理をする必要はありません。

未経験からインフラエンジニアを目指すための資格
LinuC/LPICのおすすめ学習方法

最近では、未経験でもエンジニアの知識・スキルを学習しやすい環境がかなり整ってきています。

書籍、HP、動画…と、どれをとっても情報量は十分で、知識を得るために困ることはないでしょう。

ここでは、LinuCやLPICの資格取得に使える書籍とHPのおすすめを1つずつ紹介します。

おすすめ書籍

書籍では、「あずき本」(正式名称:Linux教科書LPICレベル1)と呼ばれる学習のための専門書がおすすめです。

画像:Amazon.co.jp

内容が充実していて、解説も丁寧に書かれています。
私もこの本で勉強しました。LinuCとLPICの試験範囲は共通なので、これ1冊あればどちらの試験にも対応できますよ!

おすすめホームページ

画像:Ping-t

先ほどもご紹介したPing Tは、ぜひ活用していただきたいサイトです。

このサイトの中の模擬試験で7~8割とれれば、合格は堅いと言われています。
本番受験前に、ぜひチャレンジしてみてください。

もちろん、書籍やHP以外に、YouTubeやUdemyでの学習も有効です。

ぜひ自分が取り組みやすいツールを使って合格を目指し、LinuC・LPICの取得をきっかけに未経験からのインフラエンジニアへの一歩を踏み出してみてください。

まとめ

以上、未経験からインフラエンジニアを目指す方におすすめの資格

  • LinuC
  • LPIC

についてご紹介しました。

LinuCは日本、LPICは海外向けの資格で、国内で未経験からエンジニアを目指す場合、まずはLinuCのレベル1取得を目指すのが良いでしょう。

資格を取ることで実務に直結する知識が得られるだけではなく、面接でエンジニアという職業に必須な、継続して努力や学習ができる力をアピールすることができます。

学習期間は完全に知識ゼロからでも1~3ヶ月と、未経験からでも挑戦しやすい資格です。

今回紹介したおすすめ書籍『あずき本』や模擬試験サイト『Ping-t』などを活用しながら、ぜひ学習を進めて、あなたのエンジニア転職を成功させましょう!

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rp-saiyou

ラクスパートナーズ 採用担当

ラクスパートナーズ採用チームです。 社内情報をお届けします!