COBOLからWeb系へ、リスキリングを経てつくる面白さを体感! - らくのーと。

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2023年6月5日

COBOLからWeb系へ、リスキリングを経てつくる面白さを体感!

こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。

ラクスパートナーズでリスキリングを行い、新たな分野で活躍するエンジニアが徐々に増えています。
今回登場するFuyaさんも、そのひとりです。
COBOLエンジニアからWebエンジニアへ転身し、「ものづくりの面白さ」を存分に味わっているとのこと。

この充実感を得るまでの悩みや葛藤、リスキリングの手応え、今後のキャリアなどについて、誠実に話してくれました。

ぜひ最後のメッセージまでお読みください!

<プロフィール>
Webエンジニア Fuya

経済学部を卒業後、生命保険会社グループのシステム会社に就職し、COBOLエンジニアとして要件定義~保守を担当。2022年1月、新たなプログラミング言語による開発機会を求め、ラクスパートナーズに転職。研修を経て、Webエンジニアとして活動する。

<目次>

前職の仕事と転職理由

-まずは前職について教えてください。
生命保険会社グループのシステム会社に勤務し、親会社の生命保険会社向け給与計算システムの開発・運用を担っていました。

1年目はおもに設計~テストを担当し、COBOLを使用して稼働中のシステムに手を加えるという業務が中心でした。
2年目以降は親会社の人事担当の方との打合せ~要件定義についても担当し、他部署とのテストデータのやりとりや業務スケジュールの共有など、調整業務を行うことが増えました。

-どんな理由で転職を考えるようになったのですか?
自分がイメージしていたシステム開発とのギャップを感じ始めたからです。

COBOLによるシステム改修は、「計算方法を修正して値を変更する」といった内容が多く、「システムをつくる面白さと達成感を味わいたい」という思いと現実の実務がかけ離れていったんです。
しかも、身近なシステムではなかったので、興味もなかなか沸きにくく…。

そのため、もっと日常で触れられ、かつものづくりの達成感を味わえるシステムの開発に携わりたいという気持ちが強くなっていきました。

-しかも、社内外との調整業務がメインになっていったのですね。
そうなんです。
前職では年次が上るにつれて調整業務が増え、システムに関する知識・スキルを十分に培えていないうちにマネジメント業務を任されることに戸惑いもありました。
もともと「モノづくりがしたい」と思ってITエンジニアを志したのに、今後システムをつくる仕事ができなくなってしまうんじゃないかと、不安や危機感が募っていったんです。

そこで、同じITエンジニアでも「開発・プログラミングにみっちりと取り組みたい」「もっとつくる面白さを味わたい」と考え、Webエンジニアへの転職を決意したんです。

なぜラクスパートナーズを選んだ?

-当時のラクスパートナーズの採用は、未経験者採用に限られていましたよね。
なぜ経験者のFuyaさんが応募を決めたんですか?

研修制度が充実している点と、会社と一緒に自分も成長できる点に惹かれたからです。

身近なシステムに携わりたいという思いから、Javaによるシステム開発を行う企業への転職を検討していました。
前職とは使用言語の特徴が大きく異なりますので、私の感覚としては実質、異業種に転職することと同じようなチャレンジだったんです。

そのため、ゼロから成長をめざそうと考え、未経験者歓迎で、かつ充実した研修を受けて短期間でスキルを身につけられるラクスパートナーズを選びました。

また、ラクスパートナーズは成長途中の企業であり、自分の働きが会社の成長にも貢献できていると実感しやすく、モチベーションを高められることも決め手になりました。

入社後の研修を受けた実感

-入社後はどんな研修を受けましたか?
座学はJavaの基本を学ぶことから始まり、画面に動きをつけるJavaScript、HTML、CSSの学習を経て、SQLについても触ることができました。

後半のチーム演習では、ECサイトの作成を行い、Gitを使って開発を行ったり、進捗管理ツールを利用してチーム全体の進捗を報告したりと、実際の業務さながらの演習を経験できました。

-受けてみた実感は?
演習の時間が多く、実践的なアウトプット重視の研修だと感じました。

同期の仲間が書いたコードをレビューしたり、講師がレビューしてくれたりしたことで、誰が見てもわかる設計書の作成、自分以外が保守することを想定したコードの記述などを意識的に行えるようになりました。

プログラミングスキルはもちろん、そうしたシステム開発において重要な「自分以外の目線」を養えて、配属前の研修でありながら「実践に対応できる力」を鍛えられたと思います。

-とはいえ、正直ハードでしたか?
はい…(笑)
日々学ぶことが多く、挫折しそうな時期も正直ありました。
でも、同期の仲間が約20名いて、日々励ましあいながら乗り越えることができました。
同期の仲間は、研修をともにやり遂げた同志。今も近況や情報の交換を行っています。

現在のプロジェクト

-現在はどんなプロジェクトに携わっていますか?
官公庁向けWebシステムの設計・開発・テストを担当しています。
Javaによる開発に加え、JavaScript、HTML、CSSを使った UI周りの改修も行っていますので、研修で学習したプログラミング言語のすべてを業務で活用できています。

-つくる達成感を味わっていますか?
はい、とても強く味わっています。
お客様が直にご利用されるUI部分にも携わり、自らコーディングした内容が画面上にダイレクトに反映されますので、前職と比べてもはるかに大きくて強い達成感があります。

配属後早々にソースコードの修正を任せてもらいましたし、上席の方が解決できない問題について、私がシステム会社出身ということもあって調査を依頼されたこともあります。
また、前職で使ったCOBOLについてはネット上の情報量が限られていたのですが、Web/オープン系に転身後は技術情報に触れやすくなり、自分で解決できることが増えました。

このように、「任せてもらい、自分で解決策を考え、実行できる」からこそ、結果が出たときにはより大きな達成感に結びついているのだと思います。

リスキリングの手応えと今後のキャリア

-ということは、新しい分野にチャレンジした決断を自己評価すると?
私にとってベストな選択だったと思っています。

研修で学んだことがダイレクトに業務に活きていますし、配属後には調整業務などに追われるのではなく、設計~テストの技術面に専念してスキルを磨くことができています。

また、自社の内勤の方々と定期的に面談する場があって、職場で改善点や悩みなどがあれば快く相談に応じてくれることも、前職にはなかった魅力です。
どんな仕事に携わりたいか、どんなキャリアを歩みたいかという希望にも耳を傾けてくれるので、配属先での業務と自分のやりたいことのギャップをほとんど感じていないです。

-お客様先に常駐するというスタイルについては?
前職は自社システムの開発だったので、お客様先への常駐の経験がなく、当初は職場でのコミュニケーションや労働環境について正直不安がありました。

でも、実際の職場は会社の垣根を超えて気さくに相談しあえる雰囲気で、上司も技術的な質問に対して的確に応えてくれて心強いです。
労務管理が行き届いているので、残業過多に陥ることもなく、不安を払しょくできました。

-では、今後の目標は?
Webシステム開発の工程全般を経験し、スキルを高めることが最優先です。
そのうえで、イチからシステムをつくり上げていくような大きなプロジェクトに携わり、自らシステムをつくる面白さを味わいたいですね。

転職時にリスキリング採用があったら?

-Fuyaさんの転職時に、エンジニア経験者を対象にしたリスキリング採用があったら、応募していましたか?
自分の転職理由にマッチしているので、応募していたと思います。
リスキリング採用では、研修内容が経験者向けにブラッシュアップされると聞いていますので、より短期間に実践で使えるスキルを身につけられるのではないかと思います。

-最後にメッセージをお願いします!
私はラクスパートナーズでリスキリングを行ったことで、前職で感じていたジレンマやギャップを解消でき、「自分の仕事が目に見えて反映され、つくる達成感を味わいたい」「もっと身近に役立つシステムをつくりたい」という希望を叶えることができています。

ラクスパートナーズでは、営業担当や内勤の皆さんがエンジニアの希望や相談事について細かくヒアリングし、それぞれに合ったプロジェクトを提案してくれます。
しかも、継続的なスキルアップの補助や配属後のサポートも充実していますので、ぜひラクスパートナーズへの転職を検討してみてください!

rp-saiyou

ラクスパートナーズ 採用担当

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