こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。
弊社社員の働き方やキャリアが見えると好評のインタビューシリーズ!
今回は、インフラエンジニアとして16年のキャリアを積んできたKaiさんへインタビュー。
これまでのキャリアを振り返っていただくとともに、現在の仕事内容やインフラエンジニアとしてのやりがいなど幅広く話してくれました。
未経験からエンジニアを目指す方でその後のキャリアを知りたいと思っている方に必見です!
インフラエンジニア Kai
2007年入社。SREを担うインフラエンジニア。
<目次>
これまでのキャリア
-まずは簡単にこれまでのキャリアを伺いたいのですが、現在エンジニア何年目になりますか?
未経験で入社して現在16年ですね。もうすぐ17年目に突入します!
-16年長いですね。どんな風に経歴を積まれてきたんですか?
まず、自分が入社した時は今とは全然違って、インフラというよりネットワークだったんです。
今ではもうないですが、当時は監視業務もあってそのプロジェクトからスタートしました。
障害発生からインシデント化して調査、エスカレーションするみたいな業務ですね。
それ以降のプロジェクトでは、サーバーの運用・構築がメインでした。
最初の頃は物理サーバーであったりVM系の仮想サーバーを利用したシステムだったんですが、
業務の途中でAWSが出てきたんですよね。たぶん2010年くらいでした。
当時はまだそこまで普及してなかったんですが、私がいたお客様先では「AWS使ってみよう」っていう流れになってそこで経験しました。 その経験を経て、それ以降はAWS系のシステムの構築とか運用の業務がずっと現在まで続いてるってところになりますね。 今はSREのポジションとしても業務をしています。
-「SRE」って最近良く聞きますが、Kaiさんの中ではどんな役割ですか?
そうですね、明確な定義は難しいですが、言葉で説明すると、
『社内のシステム利用者、特に開発の方々が円滑に開発業務に集中できる環境を整えていくこと』になるのかなって思ってます。
例えば、インフラ環境を構築するところに開発の人がそこにリソースをなるべく割かないで済むようにとか、ルール作りから考えるとか、 共通で使うようなCI/CD環境を整えたりとか、監視の仕組みを提供したりとか、とにかく単純に開発の人は開発だけに注力できる、 集中しやすい環境を作る仕事なのかなって個人的には思っています。
なので、業務はそこにつながることになるので必ずしもインフラ業務だけではないんですよね。 インフラエンジニアですが、必要があれば結構プログラミングすることも多いです。 定期的なジョブであったりとか自動化をするにあたってコードを書く役割もありますし、 フロントとバックエンドも一からフルスクラッチで作っちゃうこともあります。
インフラエンジニアとしてのやりがい
-今まで様々な経験されてますが大変だったことってどんなことですか?
そうですね、やっぱりエンドユーザーが存在するシステムを触っている時に、自分が対応したことが原因で影響が出てしまうとやっぱり焦りますね。
障害が直接目に見える形でお金の損害になるっていうのが肌感覚として分かるのでプレッシャーを感じます。
サーバー1個落ちただけで何かに影響が出たりするとか、途中のミドルウェアの設定を1行間違えただけで影響が出るとかは結構あるので。そういう部分はプレッシャーのかかる仕事だなって思います。
-なるほど。その中でインフラエンジニアとしてのやりがいはどういう部分ですか?
私の場合は、縁の下の力持ちというか「土台になっている部分を守っていくであったり作っていく」っていうところに楽しさを感じています。
今皆さんがWeb上の色んなサービスを提供する、利用するにあたって、やっぱりインフラ基盤っていうのはなくてはならないものなのかなと思っているので、「そこを作っているんだぞ」っていうところが結構楽しかったりするんですよね。
昔と今の変化
-16年エンジニアをやってきて昔と今との変化ってありますか?
そうですね、やっぱりリモート環境でしょうか。
実際私も今リモート環境でやらせてもらっていますが、そういう環境が増えてきたなと。
コロナ禍でリモート環境が出てきて、最近ではまたリモート減らしてもうちょっと出社しましょうとか世の中的に変化は出てきていますが、確実に仕事の仕方に変化が起きているのは感じますね。
個人的にはインフラでも現場に出社しなきゃできない仕事ってかなり減ってきたと思っているので。昔みたいにデータセンターにいて何かをするみたいなお仕事ってすごい減ったなと。
-インフラエンジニアは夜間対応や休日出勤もあるイメージなんですが変化ってありますか?
んー、そこに関しては時代よりプロジェクトの内容次第なのかなって思います。
私の場合は、休日出勤は基本なかったですが、夜間対応は過去のプロジェクトで多い時もありました。リリース作業自体はやっぱり夜間にはなるので。
ただ、次の日は代休でお休みも取れるので過酷とは違うかもしれないですね。
今後の目標
-今後のエンジニア人生はどんな風に考えていますか?
そうですね、今後さらにっていうのを考えた時にぼんやり考えているのは、今いるラクスパートナーズのエンジニアに対して何か貢献できないかなってちょっと興味を抱いています。
私自身は、最近入社してくる方ほど何か戦略的に考えたり方向性を定めてきたわけでもなく、参画するお客様先で必要なことをし続けることでこれまでのキャリアを積むことができたなって思っています。
ある種淡々と業務をしてきたかなと。
ただ、今はブラシス(成長支援を目的としたメンター制度のこと)を通じて自社のエンジニアに向けて考える機会が増えたので、自分も何か力になれないかと考えるようになった感じです。今までの経験を後輩に還元していきたいですね!
Kaiさん、ありがとうございました。
これからのご活躍も楽しみにしております!