Webエンジニアは20代未経験も歓迎!求められるスキルや転職の注意点 - らくのーと。

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2022年3月1日

Webエンジニアは20代未経験も歓迎!求められるスキルや転職の注意点

今後もさらなる需要の高まりと発展が期待されるIT業界。

そんなIT業界の「Webエンジニア」となると、専門的な知識がなければ就職は難しいと考えている方も多いのではないでしょうか?

実は、Webエンジニアは未経験からでも挑戦できるIT系職種のひとつであり、特に20代は歓迎されやすいという特徴を持っているのです。

そこで今回は、Webエンジニアの転職事情や仕事内容の概要、必要なスキルや就活をする上での注意点などについて詳しく解説していきますね。

(1)Webエンジニアが未経験20代でも歓迎の理由

Webエンジニアは、先ほどもお伝えしたとおり、20代未経験からでも採用される可能性が十分にあります。

その理由として、「Web業界の人手不足」と「未経験者なら若手人材がほしい」という点が大きく関係しています。

それでは、早速この二つの理由について詳しく見ていきましょう。

・理由1.Web業界の人手不足

まず人手不足についてですが、IT業界は言うまでもなく現在も発展途上、拡大途中の市場である一方、少子高齢化により慢性的な人手不足の状態です。

実際に、2019年に経済産業省が行った調査においても、2030年には最大で約79万人のIT人材の不足が起こるという試算があります。

そして、2020年からは新学習指導要綱として小学校でのプログラミング教育が必修化されました。

しかし、いくらプログラミング教育がスタートしたからといって、短期間でこの人手不足が解消されることは、なかなか難しいですよね。

よって、企業としては「未経験者でも良い」「社内で教育するからIT人材を確保しておきたい」と思うのです。

このような理由から、Webエンジニアにおいても未経験者が歓迎されるのです。

・理由2.未経験者なら若手人材がほしい

次に、企業はなぜ若手人材を欲しがるのかという点についてです。

IT業界は次々に新しい技術が開発されるため、常に新しい知識を技術を身に付けていかなければなりません。

そして、自ら常にアンテナを張り、日々最新の情報収集を行っていくことも求められます。

もちろんやる気さえあれば年齢など関係ないという考え方もできますが、新しい知識や技術を吸収するスピードは、やはり若い人の方が速い傾向にあることは確かです。

また、IT業界は専門的なスキルを身に付けている人ほど引く手数多の状態です。

良い条件があれば人材がどんどんそちらに流れてしまい、人材が定着しにくいという問題もあります。

そのため企業としては、未経験だとしてもなるべく若手を採用し、会社で知識や技術を身に付けながら、できるだけ長く働いて欲しいと考えているのです。

また、スキルが重視される世界ですので、スキルがあれば30代や40代でも転職はそう難しくありません。

ただし、未経験の場合はやはり20代が好まれ、30代に近づくにつれて難易度は高くなる傾向にあります。

したがって、Webエンジニアを目指すのであればできるだけ早めに動き出すことをおすすめします。

(2)Webエンジニアの仕事内容

さて、ここまで未経験からでもWebエンジニアを目指すことは可能であることを、その理由とともにお伝えしてきました。


ここで一度、Webエンジニアの仕事内容について確認しておきましょう。

Webエンジニアの種類は大きく分けて「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」の2つに分けられます。

それぞれ、私たちが普段使用しているようなWebサイトなどのシステムやアプリケーションの設計・開発、さらにはその後の保守や運用業務などを行なっています。

・フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webサイトやスマホサイトを利用する際などの目に見える部分の開発を行っています。

具体的にはWebデザイナーの制作したデザインに合わせて、HTMLやJavaScript、CSSなどを使用しながらユーザーが使用しやすいような仕組みを作っていきます。

ユーザーが見える部分を担当するため、勤務先によってはWebデザインの知識を求められることもあるでしょう。

・バックエンドエンジニア

一方でバックエンドエンジニアは、データベースやサーバーなどの情報を管理するための、いわば表には見えない裏側のシステムを支える仕事です。

具体的にはサーバーの構築、データベースの構築、システムの開発と運用などの仕事が分かれており、「サーバーサイドエンジニア」と呼ばれることもあります。

(3)20代のWebエンジニア未経験者が求められるスキル

ここからはさらに踏み込んで、20代の未経験者がWebエンジニアを目指す時に企業から求められる、持っていた方が良いスキルについてご紹介していきます。

全くの未経験でも採用されることもありますが、転職活動・就職活動のライバルと差をつけるためには、スキルはあればあるほど良いでしょう。

▼身につけておきたい3つのスキル

1.プログラミング言語に関する知識

2.ITやWebの基礎知識

3.コミュニケーションスキル

・1.プログラミング言語に関する知識

Webエンジニアを目指す際にまず必要となるのは、プログラミング言語に関する知識です。

とはいえ、プログラミング言語と一口に言ってもさまざまなものがあります。

フロントエンドエンジニアの場合はJavaScript、バックエンドエンジニアの場合はJavaやPython、RubyやPHPなど。

さらに、Webエンジニアに共通の知識としてHTMLとCSSに関しては覚えておきたいところです。

手当たり次第ではなく、まずはどれかひとつの言語に絞って、勉強していくことをおすすめします。

・2.ITやWebの基礎知識

また、当然ながらITやWebに関する基礎知識も必要です。

実は、Webエンジニアになるために必要な資格というのはありません。

しかし、IPAが実施している国家資格である「基本情報技術者試験」の資格を持っていれば、ITやWebに関する基礎知識があることを証明できるため就活の際に役立ちます。

・3.コミュニケーションスキル

Webエンジニアと聞くと黙々とパソコンに向かって作業をするというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?

実際の業務ではチームで役割を分担して仕事をすすめていくため、コミュニケ―ション能力が意外にも必要になります。

相手が何を求めているのかを察する力や、ヒアリング力などもあると良いでしょう。

他にも、余裕がある方はデータベースやフレームワーク、開発環境、セキュリティに関する基礎知識についても学んでおけると、さらにライバルと差が開きます。

(4)Webエンジニアに向いているのはどんな人?

Webエンジニアの仕事は非常に需要のある仕事ですので、スキルや実務経験が身に付けば転職にも困ることはありません。

しかし、IT系の職種に就いたことのない人にとっては、「そもそも自分はWebエンジニアに向いているのか?」という点も気になるのではないでしょうか。

未経験から挑戦するからには「自分に合っている」「楽しい」「やりがいがある」などと感じながら仕事ができるかどうかも重要なポイントですよね。

そこで、ここからはWebエンジニアに向いている人の特徴についてご紹介してきます。

・コミュニケーション能力がある人

「未経験のWebエンジニアに求められるスキル」の部分でもご紹介しましたが、Webエンジニアの仕事は、一人でプログラミングをしているだけではありません。

社内のデザイナーやディレクターなど、チームで作業をすすめていくため、日々細かい確認ややりとりが発生します。

思っているよりも、コミュニケーション量は多い仕事です。

また、時にはITやWebに関する知識があまりないクライアントにもわかりやすく説明をしたり、何かトラブルが発生した時にもスピーディーな対応が求められることもあるでしょう。

接客業のようなきめ細やかな振る舞いを求められるわけではありませんが、一緒に仕事を進めていく上で、お互いが気持よくやりとりできる程度のコミュニケーション能力は必要です。

そのため、一方的に自分の意思を伝えるだけではなく、相手が伝えたいことを汲み取れるようなコミュニケーション能力がある人は、Webエンジニアに向いているといえるでしょう。

・常に勉強し続ける、最新情報のキャッチアップが好きな人

日進月歩でIT技術が発展しているのと同様に、Web業界においてもその技術や扱うコンテンツなどはどんどん新しいものにアップデートされています。

そのため、一度ある知識や技術を身に付ければ一生その知識や技術で仕事をしていけるわけではなく、新しい技術が登場すれば、それに対応するための勉強の必要があります。

常にアンテナを張り、新しい情報をキャッチアップしていくことができなければ、その時代に合った技術に対応できず、クライアントからも必要とされなくなってしまうでしょう。

常に勉強をしなければならないため、当然それを苦痛に感じる人もいると思います。

反対に、「新しいものが好き」「最先端の技術に関わっていきたい」「勉強をするのが好き」という人にとっては楽しみながら働くことができるはずです。

・論理的に物事を考えられる人

Webエンジニアの仕事では、いかに効率良くエラーを出さずにプログラムを動かすことができるかという、論理的思考力が求められます。

もちろん初心者からWebエンジニアになった場合、最初からそのような考え方ができるわけではないので、仕事を覚えながら徐々に応用力を身に付けていけば問題ありません。

例えば、言われたことだけをやるのではなく、「この部分をこう変えたほうがもっと効率が良いのでは」「追加がありそうだから、後で追加しやすそうにコーディングしよう」といったように先回りして物事を考えるなど。

どうやったらスムーズに作業がすすすめられるか順序だてたり、論理的かつ柔軟な考えができる人はWebエンジニアの仕事に向いてるといえるでしょう。

(5)20代未経験でWebエンジニアを目指すときの注意点

ここからは、未経験でWebエンジニアを目指す際に、特に注意しておきたいポイントについてご紹介していきます。

今すぐにではなくとも、未経験からWebエンジニアを目指すのであれば、あらかじめしっかりと頭に入れておきましょう。

・未経験だと20代後半〜30歳までがギリギリ

IT・Web業界がいくら慢性的な人手不足といえども、企業としては未経験者を採用するのであれば、なるべく長く自社で活躍してもらいたいというのが本音です。

なぜなら、未経験者を採用すると経験者よりも育成にコストがかかるので、コストの回収に時間がかかるからです。

そのため、未経験からWebエンジニアを目指すのであれば、20代後半~30歳くらいまでが採用されるギリギリのラインといえます。

ただし、先ほどご紹介した「身に付けておきたいスキル」を身に付けた上で、もしくは勉強をしながら就職・転職活動をすすめる必要があります。

兎にも角にも、未経験からWebエンジニアを目指すのであれば、若ければ若い方が有利であることを覚えておきましょう。

・最初から年収が高いわけではない

「IT業界は需要が高い」「IT業界は人手不足」「エンジニア=専門的な技術職」といったイメージから、Webエンジニアも安定して稼げて高収入といったイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。

しかし、未経験からWebエンジニアとして就職した場合、最初から高年収が期待できるわけではありません。

一般的にWebエンジニアの平均年収の目安は、20代前半で300万円前後、20代後半で400万円前後程度といわれています。

ただ、そもそも人手不足の業界ではありますので、未経験からのスタートであっても、実務経験を重ね、スキルアップすればまさに「引く手あまた」の状態になります。

そうなると、社内で高く評価され年収がUPしたり、高収入が期待できる会社へ転職もできるようになります。

他にも、フリーランスとして働いた場合単価の相場が1件当たり50~80万円程度のことも多く、年収1000万円を目指すことも決して無理な話ではないでしょう。

直近だけではなく、将来も見据えながらキャリアを選択していくことが就職・転職活動のポイントです。

(6)20代未経験からWebエンジニアになる具体的な方法

Webエンジニアになるためには特別な資格が必要というわけではありません。

そのため、未経験者OKの求人があればもちろん応募することは可能です。

しかし、人手不足とはいえども人気の高い職種でもあります。

同じ未経験からのスタートを狙っている人も少なくないため、応募するのであれば周りに差をつけるべく、Webエンジニアになるために役立つ勉強をしておきたいところです。

ここからは、事前に勉強しておきたい内容や、応募の際に役立つテクニックをご紹介します。

・事前に勉強すべき内容

未経験からWebエンジニアになるために学んでおきたい内容としては、まずはWeb全体の仕組みを知ることです。

例えばIPAが実施している国家資格「基本情報技術者試験」などの資格を取るのもおすすめ。

ITに関する幅広い知識が身に付くだけでなく、勉強をしたことの証明にもなります。

次に、習得したいプログラミング言語をまずは1つだけ選び、勉強しましょう。

Webエンジニアを目指すのであれば、プログラミング言語の中でもWebサービスの開発に特化したPHPや、世界的にも広く使用されているJava、JavaScriptなどから勉強するのがおすすめです。

一度に複数を学ぼうとすると混乱が生じ、結果的に中途半端な状態になる可能性があるので、1つずつ学んではポートフォリオの作成までがゴールというイメージで勉強をすすめると良いでしょう。

余裕があれば、サーバーの構成やセキュリティなどについても勉強をしておきたいところです。

・ポートフォリオやオリジナルのサービスを作ってみる

プログラミング言語を習得したら、習得した言語でポートフォリオを作ってみましょう。

Webエンジニアを目指す場合、ポートフォリオは自作のWebサイトになります。

完全に自作することも可能ですし、ある程度テンプレートが決まっているポートフォリオ作成サービスを無料で利用することも可能です。

大切なことは、あくまでもユーザーを意識した一般的に需要があるようなものであるか、コードがきちんと整っているか、コンセプトがきちんとあるかという点です。

未経験の場合、ポートフォリオの完成度も決して高いものではないかもしれませんが、ポートフォリオが有るのと無いのとでは、企業側への本気度の伝わり方も大きく違ってきます。

せっかくプログラミング言語を習得したのであれば、是非これまでの頑張りをポートフォリオという形として残してアピールしましょう。

・SNSやYoutubeでの情報収集もおすすめ

未経験からWebエンジニアを目指す場合は、勉強やポートフォリオの作成は必ずしておきたいところですが、就職・転職活動に活かせる情報収集をすることも重要です。

Webエンジニアになるための方法や、未経験からWebエンジニアを目指す人のための情報などは、実はYouTubeやTwitterなどのSNSにも多くアップされています。

他にも、実際に経験した人からのアドバイスやポイントなども拾うことができます。

また、Webエンジニアに関係する最新情報などを頭に入れておけば、面接時の会話の中でも活かせる場合もあるでしょう。

「この人は積極的に情報収集をしているな」というアピールにもなり、好印象を残せます。

是非こまめに情報収集をする習慣をつけましょう。

(7)Webエンジニアに未経験で挑戦したい20代を大募集!

ここまで、未経験からWebエンジニアを目指す方法などをご紹介してきました。

「やっぱり一人で目指すのは難しそう……」と思った方もいるかもしれません。

そのような方には特に、「ラクスパートナーズの超実践型研修」がおすすめです!

▼超実践型研修のPOINT

1.Webエンジニア未経験でも参加できる

2.期間はたったの3ヶ月

3.同期と一緒にスタートできるので心強い

少しでも気になった方は、以下のボタンから公式ページにて詳細をご確認ください。

また、お問い合わせ(お申し込み)後からすぐに応募・選考というわけではありませんので、「まずは話だけでも聞いてみたい」という方でも大丈夫。

前述でもお伝えしたように、未経験職種への転職は、なるべく年齢が若い方が良いのでスタートダッシュが肝心です。

これを機に一歩前進してみてはいかがでしょうか?

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