リスキリングで強みを増やし、キャリアの可能性が広がった! - らくのーと。

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2023年6月20日

リスキリングで強みを増やし、キャリアの可能性が広がった!

こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。

今回インタビューしたのは、開発エンジニアからインフラエンジニアへキャリアチェンジを行ったMasachikaさん。
開発とインフラという2つの専門分野を併せ持ち、現在は上流工程の商品企画部門で活躍しています。

どんなきっかけでリスキリングに臨み、キャリアを築いてきたのでしょうか。入社時の研修も振り返りながらざっくばらんに話してくれました。

リスキリング後のキャリアをイメージするうえで、貴重なヒントになるはずです!

<プロフィール>
インフラエンジニア Masachika

キュリティ設備メーカーで営業、広告代理店で採用業務を経験後、2019年4月にラクスパートナーズに開発エンジニアとして入社。2021年4月にキャリアチェンジ制度を活用してインフラエンジニアへ転向。

<目次>

前職の仕事と転職理由

-Masachikaさんは未経験入社なんですよね。前職はどんな仕事だったんですか?
広告代理店の採用担当です。
就職メディアの活用や会社説明会の運営、応募者の対応・管理、面接対応、内定フォローなどを幅広く行っていたんです。

複数社の採用管理システムを使って業務を進めていたのですが、「この機能はとても便利」「このツールは使いにくい」といったことがわかり始めると、「どうやって開発しているんだろう」「どんな仕組みになっているんだろう」と、徐々にシステムを使う側から「つくる側」へ興味が向いていったんです。

-そこからITエンジニアへの転職を考え始めたのですね。
そうなんです。
採用の仕事にやりがいを感じていましたが、対応に追われ続けてハードだったことも事実。
先々のキャリアや暮らしを考えて、この状況が続くことに不安を覚えていたことも、転職に踏み切るきっかけの一つになりました。

-プログラミングや情報処理について学んだことは?
学生時代を通してまったくなかったです。
文字どおり未経験からのチャレンジだったので、研修を手厚く行ってくれて、ゼロベースで学べる企業を選びたいと考えていました。

そこで目に留まったのが、ラクスパートナーズだったんです。
基本からみっちり学ぶことができ、エンジニアに対するキャリアの支援も行き届いていると聞き、ここで新しいキャリアをスタートしたいという気持ちになりました。
くわえて、選考中にお会いする社員の皆さんが気さくに接してくれて、雰囲気が自分に合いそうと感じられたことも入社の決め手です。

-開発エンジニアに応募したのは?
特別な考えがあったわけではないんです(笑)。
当時はITエンジニアといえばプログラミングというイメージしかなくて、開発エンジニアとしてプログラミングスキルを身につけたいと思ったからです。

開発エンジニアの研修と仕事内容

-開発エンジニアの研修はどうでしたか?
とても濃密!
今は内容が違うと思いますが、当時はまず分厚いテキストを3冊もらい、講師の方が「これを3カ月でマスターしましょう!」と宣言。
そのボリュームに圧倒され、思わず「すごっ」と声が漏れた記憶があります(笑)。

研修ではシステムやネットワークに関する基本知識を学んだ後、Javaをメインにプログラミング言語についてインプット。並行して演習を繰り返しました。
演習ではまず個々がテンプレートに沿ってプログラミングを行い、慣れることからスタート。その後、チーム演習にとりかかりました。

チーム演習では、同期の仲間5~6名でECサイトの構築にチャレンジ。納期管理や資料作成なども自分たちで行い、完成後には開発コンセプトや機能の特徴などを発表する模擬プレゼンの場も経験できました。

そのときのチームメイトとは、晩御飯を一緒に食べている間も意見を出しあったことがあります。社会人でありながら、学生のときのようなノリがあって、とてもいい時間を共有できました。同期のみんなとは今でも交流が続いています。

-確かに濃密。しかも、とても実践的ですね。
開発環境はプロジェクトによって異なるので、研修で学んだプログラミング言語をそのまま実践で使えるとは限らないのですが、プログラミングの考え方や応用力、プロジェクトの進め方、チーム内の連携など、ITエンジニアとしての土台を固めることができました。

-研修を経て、開発エンジニアとしてはどんな案件を担当したんですか?
2つのプロジェクトを経験しました。

1つ目は、クラウドベースでネットワーク機器の監視を行うシステムの改修です。
データベースの確認やメール通知の設定、マニュアルの変更なども担当しました。
2つ目は、BtoCの大手ECサイトの運用と新機能開発です。
障害対応等を担うベンダーの方々と連携しながら、大規模サイトの安定稼働や機能拡張に力を注ぎました。

なぜインフラエンジニアにキャリアチェンジ?

-約2年間、開発エンジニアを経験し、キャリアチェンジを考えたきっかけは?
実践経験を積んでいくうちに、お客様から「こういう機能をつくりたい」というご要望をいただく機会が増えてきたんですね。
そうしたご相談にお応えする際、開発側の知識だけでなく、インフラ側の知識が必要になることも多く、自分なりに調べて知識を得るように努めていたんです。
そこで、これからも必要となる知識だから、ガッツリ独学でインフラについて学ぼうと考えたのですが、実際には開発業務と勉強を両立するのは結構大変だな……と。

そんなときに知ったのが、当社のキャリアチェンジ制度。 キャリアチェンジ制度を活用すれば、入社後と同じように研修に専念でき、しかも給料をいただきながら新しいスキルの習得に励める、なんていい制度なんだと(笑)。

-社内の誰かに相談しました?
はい、いつもフォローしてくれているキャリアサポート(CS)の方はもちろん、インフラエンジニアの研修を担当している講師の方にも直に相談したところ、「新しいスキルを身につければ、業務範囲が広がり、アサイン先の候補も増えるよ」「将来のキャリアの選択肢も広がる」といった趣旨のアドバイスをいただき、背中を押してもらえました。

インフラエンジニアの研修と仕事内容

-インフラエンジニアの研修も濃密でした?
はい、ぎっちりと中身が詰まっていました(笑)。

AWSを使ったクラウド上のネットワーク・サーバ構築をメインに、インフラ周りのなかでもニーズの高い知識・スキルを体系的に学ぶことができました。
また、開発の研修と同様に演習のボリュームが大きく、「Webシステムにミドルウェアを乗せ、仮想基盤上でAWSを使ってインフラ環境を構築していく」という、多くの企業で採用されているインフラ構築について理解を深められる内容でした。

-それほど手厚い研修を2回も受講できるのは、うち以外ではレアだと思いますよ。
ほんとそうですよね。
同期の仲間と出会う機会も2回あったので、社内交流がとても広がっています。
同期とはたまに集まったり、チャットでやりとりしたりしていて、頑張っている様子を知ると刺激を受け、モチベーションが高まります。

-インフラエンジニアとしてはどんな案件を担当?
研修後に参画したのは、地方創生事業の公式サイト。サーバやミドルウェアの管理、システム障害時のベンダー対応などを担当しました。

実はこの案件は当社の営業から提案されたのですが、「アサイン先はインフラチームですが、開発チームの方々と連携する機会が多く、インフラ・開発の双方を知っている人が求められているんです」ということで、私を推薦してくれたんです。

新しい分野で知識・スキルを学ぶリスキリングを行うことで、自分の強み・コンピテンシーが広がり、アサイン先が増えるということを早速実感することができました。

-今の案件でも、インフラ・開発を知る強みが活きているんですか?
めちゃめちゃ活きています。
今の就業先は、ドアの施錠をスマートフォン上で行う「スマートロック」の開発会社。私は商品企画を手がける部署に所属しています。
新しい商品やサービス、機能を企画・開発する際、インフラとアプリケーションをどう連携させるのかといった課題に対して、プランニングやマーケティングの担当者を技術的にサポートし、発注先のベンダーとの具体的な折衝を行うのが私の役割です。

まさしくインフラと開発両面の知識・スキルが必要とされる案件であり、リスキリングを行った私に期待していただいたアサインだと受けとめています。
商品企画という最上流の工程にもチャレンジするチャンスを得ることができ、キャリアチェンジを選び、リスキリングに挑んでよかったと、つくづく感じています。

今後のキャリアとメッセージ

-今後のキャリアの目標はありますか?
まだ具体的には定めていなくて、フレキシブルにいろんな経験をして成長していきたいと思っています。
営業やキャリアサポートの皆さんに相談しながら、幅広い企業・プロジェクトに参画し、新しい経験・スキルを積み上げていきたいですね。

-案件もキャリアも多彩。それがラクスパートナーズの魅力でもあります。
1社にいながらにして、複線的なキャリアを描くことができますよね。
私のように研修を受けて分野を変えることも可能ですし、プロジェクトの業種業界も幅広い。ITエンジニアから採用担当やキャリアサポート、営業などへジョブチェンジを行った先輩も多数活躍しています。

-では最後にメッセージをお願いします!
キャリアの可能性を広げられるのが、リスキリングの大きなメリットだと思います。
ラクスパートナーズではリスキリングの研修に専念でき、キャリアに関する相談相手やフォロアーもたくさんいますので、ぜひ新しい一歩を踏み出してください。
新卒入社のときのように同期の仲間に恵まれることも、大きな魅力ですよ!

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