こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。
弊社社員の働き方やキャリアが見えると好評のインタビューシリーズ!
今回は、フロントエンドエンジニアとして入社し、研修を受講したばかりのTakuyaさんにインタビューを行いました。
紆余曲折あったこれまでのキャリアを振り返っていただくとともに、入社前の準備や独学の進め方、入社後の研修の中身についてオープンに話してくれました。
未経験からエンジニアの仕事にチャレンジしようと思われている方は必見です!
フロントエンドエンジニア Takuya
2022年1月入社。前職は保険代理店にて営業を経験。
<目次>
エンジニアを目指すまで
-まずは弊社に入社するまでの歩みから振り返ってください。
新卒で大手の業務系システム会社に営業職として就職しましたが、入社3カ月で退職し、保険代理店の営業職に転職しました。
しかし、上司に恵まれず、別の保険代理店に転職。そこから一念発起し、エンジニアを目指してラクスパートナーズへ転職しました。弊社が4社目ということです。
-ITから保険、そして再びITへ。どんな経緯があったのでしょうか。
私は理系出身で、大学では経営システム工学を専攻しました。
もともと物事の仕組みについて掘り下げていくことが好きで、人と話すことや人に教えることも大好きなタイプなんです。
就職活動ではそうした「好き」を活かせる仕事に就きたいと考えていました。そうした視点からいろんな業界や企業を検討し、絞り込んだのがITと保険だったんです。
今の社会の仕組みを語るうえで、ITは欠かせない要素なので、そこに携わって掘り下げていきたいと思ったのがITに興味を持った理由です。
もう一つの保険については、保険の仕組み自体が消費者にとって複雑でわかりにくいという印象がありました。そこで、自分が保険の営業職になって、仕組みを学び、お客様にもっとわかりやすく説明していきたいと考えたんです。
-その二者から選択したのが、ITだったのですね。
そうです。システム会社と保険代理店の両方から内定をいただきましたが、最終的には収入のよさに惹かれてシステム会社を選びました。
ただ、いざ就職してみると、「保険の仕事をやってみたい」という気持ちがむくむくと沸き上がる日々。
このままでは後悔ばかりがつきまとうと思い、転職することを決意しました。
-後悔しないようにチャレンジしてみよう、と。
はい。もともと勉強することが好きな私は、保険代理店に転職後、休日にもカフェで保険について勉強に励みました。
その頑張りが実り、研修のテストでは1位のスコアを獲得したんです。
しかし、職場の上司はとても高圧的で、「1位になったからって、思い上がらないでね」と。
その後も無遠慮な言葉の数々が積もり積もって、もうこの人の下では無理だと考え、別の保険代理店に転職することに決めました。
-そこからなぜエンジニアを目指そうと思ったのですか?
2社目の保険代理店は社員10名という小規模の会社で、ブランド力がなかったこともあって、お客様のご来店が少なく、保険のご案内をする機会すら得られない状態が続きました。
この環境で何年も続けて、得られるものがあるのだろうかと、将来に不安を覚えたんです。
そこで転職を考えました。4社目になるので、もう失敗することのないように、「自分の強みは何なのだろう」「何がやりたいのだろう」と、改めて自分に向き合いました。
自分なりに「勉強が好き」「仕組みを掘り下げるのが好き」が長所だと考え、じゃあ向いているのは、勉強量がスキルアップに直結し、社会の仕組みづくりにかかわる仕事だと。
そうやって考えていくなかで、エンジニアという仕事にたどり着いたんです。
転職に向けた準備と入社理由
-そうだったのですね。エンジニアに転職するために何か準備をしましたか?
初心者向けの学習サイトで基本知識を学んだ後、無料動画配信サイトに上がっている解説動画を見ながら、JavaScriptのコードを模写してはWebの画面を作ってみるということを繰り返しました。
-フロントエンドの演習を中心に行っていたのですね。
はい。フロントエンドの動画が多く上がっていたので、おのずとフロント側に興味が向かうようになりました。
学習サイトで知識を得るだけでなく、動画に沿って実際に手を動かしたことで、「作る感触」を味わうことができ、成果がカタチになって表れるのがとても楽しかったですね。
演習をやってみたことで、「え、プログラミングってメモ帳で書いてもいいんだ」といった発見もたくさんありました。
付き合っている彼女にも自分でつくった画面を見せるたびに、「すごい!」と驚いてくれたことも誇らしかったですね。
-そうした準備を経て、弊社への入社を決めたのはなぜですか?
ある程度規模の大きな会社に転職したかったからです。前職の会社は10名程度で、お客様との出会いに恵まれず、苦労した経験があります。
だから、規模が小さいと、いい仕事も回ってこないのではないかと考えていました。
その点で弊社にはグループ基盤があり、従業員数が700名を超えているため、やりがいのある仕事にチャレンジできると感じました。
また、弊社を知ってから口コミサイトをチェックすると、「研修が充実している」「ITスクールに行くよりもここに入社したほうがいい」といった書き込みが多くて、私も受けてみたいと思ったことも、志望理由の一つです。
転職活動中には3社の面接を受けましたが、ラクスパートナーズに入りたいという気持ちが強かったので、弊社から内定をもらったときには即決でした。
研修を受けて感じたこと
-研修ではどんなことを学びましたか?
JavaScriptの拡張版といえるプログラミング言語・TypeScriptを中心に、演習課題を解き、講師と一緒に確認するというトレーニングを重ねました。
例えば、「開発画面に『10』 という文字を表示せよ」という課題に対して、まずは簡単なコンソールログを使って表示させます。
その次は「『10』を5個表示せよ」という課題に対して、構文でプログラミングする。
そうした演習を繰り返し、プログラミングスキルを身に付けていきました。
-チーム演習も行ったのですか?
はい。私の同期は8名で、研修の締めくくりとして、4名チームに分かれてECサイトを作るという課題に取り組みました。
トップページに商品情報やショッピングカートなどの機能を追加していくというもので、2週間ほどかけて仕上げました。
難しくもありましたが、仲間みんなで意見を出し合って作り込んでいく過程はとても楽しかったですね。
-入社前の事前準備は役立ちましたか?
役立ちました。動画を参考にしてプログラミングしていたことについて、弊社の研修で体系的に学ぶことができ、「あれはこういうことだったんだ!」と、まるでアニメの伏線回収を楽しんでいるような感覚でした(笑)。
もちろん研修でゼロから学ぶこともできますが、私のように模写レベルでもプログラミングに触れておくと、知識を吸収しやすいと思います。
-今はどんな課題に取り組んでいるのですか?
ReactというJavaScriptライブラリを使って、バックエンドやクラウドのエンジニアの皆さんと一緒にWebサイト開発に取り組んでいます。
共同開発のメンバーを募るサイトで、社会人サークルのメンバー募集サイトのようなイメージ。開発プロジェクトの内容や必要なエンジニアの職種・人数などの情報をアップすれば、参加の申し込みや承認ができるというものです。
まだ基本機能しかつけていないので、これから追加機能を検討していく段階ですが、いろんな職種の人とやりとりできるので、知識を広げられますし、チームであれこれ意見を出し合いながらモノづくりを楽しんでいるところです。
今後の目標
-実際のプロジェクトへのアサインはこれからですね。どんなサイトやアプリケーションを作ってみたいですか?
飲食店でよく使われている、セルフオーダーのタッチパネル画面を開発してみたいですね。
とても身近なものですし、友達と飲みに行った店で、「これ、オレが作ったんだ」って言えると気持ちいいじゃないですか(笑)。
-身近だと、仕事の成果がわかりやすいですよね。その先の目標は?
フロントエンドだけでなく、バックエンドやAWSにも触れるようにスキルを広げ、フロントからバック、クラウドまで一通り組めるようになるのが目標です。
その先には、プロジェクトチームをまとめるリーダーへ、さらには教育にも興味があるので研修の講師へ、やりたいことはどんどん膨らんでいきますね。
-バックエンドやAWSなど、システムの裏側にも興味があるのですね。
どうやって動作しているのか、どうすればデータベースがつながるのかとか、やっぱり仕組みが気になるたちなんです(笑)。
研修で課題に取り組んでみて思ったのは、フロント、バック、クラウド、ネットワークなど、エンジニアにはそれぞれに領域がありますが、全てが紐づいているため、関連して学んでいく必要があるということです。
その入口として、フロントエンドは成果が見えやすく、とっつきやすいと思っています。
-保険代理店時代と同様に、今も休日に勉強しているのですか?
やっていますよ。「こないだのバグ、何が原因だったんだろう」と、気になると放っておけず、カタカタと納得がいくまで調べています。やらされている感は一切なく、興味や好奇心に駆られてのことですし、同期の仲間に負けたくないという気持ちもあります。
-刺激し合える仲間に恵まれるのも、弊社の魅力ですね!
そう思います。学ぶ環境やよき仲間に恵まれたのは、転職を重ねてきた私を採用してくれた会社のおかげです。
このチャンスを活かし、自分からすすんで学び続け、成長していきたいですね。