こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当の高塚です。
選考を行っていく中でよくいただくご質問に【エンジニアを目指すにあたって、どのようなパソコンを利用するのが良いですか?】というものがあります。
一概にコレ!というものはありませんが、今回は参考として当社の研修エンジニアが利用しているパソコンスペックについてご紹介します!
目次
学習に適したパソコンとは
当社ではパソコン(以下PCと表記)の貸出も行っておりますが、学習のために自分のPCを用意するメンバーも多いのです!
スペックとしては以下のものを使っているメンバーが多かったです。
当社研修エンジニアの利用が多いPCスペック
- メモリ(RAM):8GB以上
- CPU:5年前くらいまでのもの(Intel Core i5 or Ryzen 5以上)
- ストレージ:256GB以上
- OS:Windows11 or Mac(Intel CPUではなくApple siliconを推奨)
好きに選んで良いのでは?とも思いますが、どうしてこのスペックを選ぶことが多いのか…
それにはしっかりと理由がありました!
それぞれの理由について簡易ではありますが、ご紹介します!
メモリ
メモリとはデータを記録する部品のことを指し、一時的にデータを保管する場所にあたります。
当社の研修に限らず、エンジニアの仕事では様々なツールやソフトを使用しますので、容量は大きい方が好ましいです。
あまりに小さいサイズのものを用意してしまうと、容量不足によりパソコンの動作が固まってしまうなどの影響が出てきてしまいます。
容量が大きめのものを使用することで、快適に作業ができます。
CPU
CPUとは入力された指示を計算・処理を行う装置を指します。
人間でいうところの頭脳にあたる部分ですが、時代とともにバージョンアップされているため、古いものを利用すると処理が追い付かず動作に影響が出る可能性があります。
ストレージ
ストレージとはデータを記録・保存するための場所です。
容量が不足していると、配布された研修用の学習データや作業したデータの保存ができなくなってしまいます。
元々PCをお持ちの方は「持っているPCは大きい容量のものだから安心!」と思っていても、空き容量が残りわずかなんてこともあるので、ストレージの空き容量はチェックしておくのが良いのだとか。(経験談として多かったです…)
もし足りないということがあれば、外付けストレージ(SDD)の用意があると安心です。
OS
OSとはパソコンの操作やアプリケーションを利用するために必要となる基本ソフトウェアのことを指します。
Windows、Macなどの種類は問いませんが、バージョンは最新のものを利用いただくことを推奨します。
古いバージョンのOSの場合、サポートが切れてしまっている場合があり、セキュリティ面のリスクも増加します。
また裏技的な方法でOSアップデートを行う手法紹介などがネットなどでなされているかと思いますが、OS提供元のサポートが受けられなくなり脆弱性リスクも高まるため、そういったパソコンの利用はNGです。
※中古PCやネットで購入する際は、そういった点にもご注意ください!
デスクトップとノートPCどちらが良い?
スペックを満たしているならば、デスクトップ/ノートPCどちらでも良いのでは?と思いますが、話を聞くとそうでもない様子。
【学習】ということに比重を置いたときには持ち運びのできるノートPCが魅力的なんだとか。
確かに持ち運びができれば、場所にとらわれず学習を進めることができますし、より効率的に学ぶことができそうです。
これからエンジニアを目指すことを考えている方は、そういった面からも検討するのが良さそうです。
加えて、ノートPCはディスプレイに繋げるとデスクトップと同じような使用感になることからも選択されている方が多かったです。
外にも持ち出せて、自宅ではデスクトップと遜色がない使用感で利用ができる…ノートPCを選択するメンバーが多いのも納得でした。
共用PCを学習に利用するのはOK?
スペックの他に、共用パソコンの利用についてもご質問いただくことがありますが、こちらはご自身に管理者権限が付与されていれば特段問題ありません。
管理者権限のないユーザーでは学習時の環境構築に支障が出る場合があるため、事前にご確認いただくことがベストかと思います。
またご自身の学習で占有してしまうことになるかと思いますので、共同で利用されている方と利用方法についてすり合わせし、必要であれば追加のPC購入も検討いただくと良いと思います。
PC購入に迷ったら
もしPCの購入に迷うようであれば、DELL,HP,Lenovoから7~10万円で上記スペックを満たすノートPCが販売されていますので、参考にしてみてください。
価格.comのランキングでもこれらのPCは上位にあります。
参考:ノートパソコン ユーザーもおすすめ!人気売れ筋ランキング
まとめ
今回は当社の研修エンジニアが利用していることの多いPCスペックについてのご紹介でしたが、ご自身が目指すエンジニアの領域やご経験によって、選びたいと思うスペックは変化していきます。
実際に機械学習のエンジニアを目指している方はこれより更に高性能なスペックを選択される方もいますし、実際にエンジニアリングを学んでみて重視する部分が変わってくる方もいます。
経験を積んでいくことでご自身に合ったPCの選び方もわかってくると思いますが、迷うようであれば、ぜひこの記事を参考にしていただけたら嬉しいです!