こんにちは!
ラクスパートナーズ採用担当です。
エンジニア経験者を対象とした「リスキリング採用」がいよいよスタート!
今回登場するのは、前職でシステムエンジニアを経験後、ラクスパートナーズに転職し、フロントエンドエンジニアへキャリアチェンジを果たしたRikuさん。
どんな思いでキャリアチェンジを決意し、ラクスパートナーズでどう学び直して活躍しているのでしょうか。
リスキリングやキャリアチェンジを検討する際に、ぜひ参考にしてください!
<プロフィール>
フロントエンドエンジニア Riku
商学部を卒業後、システム開発会社に就職。システムエンジニアとして設計・開発を経験後、キャリアチェンジをめざしてラクスパートナーズに転職。未経験者枠で入社後、研修で新たなスキルを学び直し、フロントエンドエンジニアとして活躍する。
<目次>
前職の仕事と転職理由
-前職の仕事内容から教えてください。
大手企業グループのSIerに新卒で入社し、約3年半、システムエンジニアを務めました。
社員数は400名弱という比較的小規模な会社でしたが、親会社が受託する大規模プロジェクトの開発をメインに、自社サービスの企画・開発も行っていました。
私は自社サービスの開発チームに所属し、おもに金融機関向け決済システムの開発・コーディングを約2年間経験。
そのあとの約1年半は、上流の設計や後輩エンジニアのコードレビュー・サポートなどの役割を担っていました。
-大手グループで安定し、自社サービスの開発に打ち込めて、しかも、上流工程やリーダー的な役割も早くから任せてもらえた。
SEとしては恵まれた環境だったのでは……?
よくそう言われます(笑)。
商学部出身の私がそもそもSEを志したのは、技術を身につけたかったから。
いわゆる「手に職」をめざしたんです。
でも、前職のSIerで求められたのは、クライアントの業務知識を身につけ、課題・ニーズを洗い出し、自社サービスの利用を継続していただくこと。
お客様との折衝や円滑なプロジェクト運営を行う役割の比重が高く、開発技術を磨けるコーディング業務から離れていってしまったんです。
-なるほど。技術志向が強く、仕事内容とのギャップが生じていったのですね。
そこで転職を考え始めた、と。
はい。ただ、同じくSE職として転職すると、いずれ前職と同様のジレンマ・ギャップを感じることになるだろうと考えていました。
そこで、「手に職」への意欲を満たせる職種って何だろうと考え、Webサービスのフロントエンドをガシガシ構築できる「フロントエンドエンジニア」にたどり着いたんです。
-フロントエンドの開発経験はあったのですか?
経験はまったくなかったのですが、もともと興味のあった分野だったんです。
プログラミングした内容が即座に画面上に反映され、自在に動きをつけられるスピード感とクリエイティブに惹かれていたからです。
Java中心だった前職と違い、トレンドの技術を駆使できることも新鮮に映っていました。
あえて未経験者枠に応募したワケ
-スキルチェンジをめざし、なぜラクスパートナーズを選んだのですか?
研修が手厚いことと、お客様先常駐というスタイルが技術志向の自分に合っていると思ったからです。
-たしかに当社は未経験者が基本から学べる研修を手厚く整えています。
しかし、Rikuさんはエンジニア経験者。あえて未経験者枠に応募した理由は?
独学でJavaScript、HTML、CSSなどに触れてみましたが、スキルとして身につけるには体系的に学ぶ必要があると感じました。
ReactやVue.jsといったフレームワークを使ったこともなかったので、フロントエンドについては未経験者として学び直したいという気持ちがあったんです。
また、前職は新卒入社ですから、同じく未経験者からのスタートだったのですが、配属先のプロジェクトでその都度学ぶというスタイルだったため、かかわるプロジェクトによってスキルの習熟度に差が出てしまうという状況がありました。
そこで、あらためてフロントエンドに挑むなら、研修制度が手厚いところがいいなと。
-お客様先常駐が合っていると感じたのは?
さまざまなクライアントのプロジェクトに参画でき、開発に打ち込みながらスキルアップを図れるところに魅力を感じました。
とりわけラクスパートナーズのクライアントは、自社でWebサービスを展開する企業が中心。Web開発の最前線でトレンドを吸収できることにも、意欲が刺激されました。
-収入面についてはどう考えました?
未経験者としてリスタートするので、前職に比べて収入が目減りすることはしょうがないと思っていました。
まだ社会に出て3年半。これからフロントエンドエンジニアとしてスキルを磨き、キャリアを伸ばしていけば、おのずと収入も増えていくと見込んでいたので、不安はなかったですね。
入社後の研修を受けた実感
-Rikuさんが受講した研修を振り返ってください。
同期入社の16名で3カ月間の研修に臨みました。
前半の1カ月半は座学形式でプログラミング言語を身につける内容でした。午前に講義を受けてインプットし、午後に演習でアウトプットするという流れで、JavaScriptの基礎からみっちりと学び、React、NEXT.jsなどのフレームワークにも幅を広げていきました。
後半の1カ月半は、チーム演習。4人チームに分かれ、要件に沿ってECサイトの構築にチャレンジするというものです。
-Rikuさんにとってどんな3カ月間でした?
超濃厚でした(笑)。
感覚としては、前職の入社後1年間に比べて、ラクスパートナーズの3カ月間の研修で学んだことのほうが質もボリュームも上回り、手応えがありました。
もちろん、そのぶんハードではあるのですが、中途入社でこれほどガッツリと研修を受けられるのは貴重なことですし、望むところでした。
エンジニアの先輩社員が研修講師を務めてくれて、実践に即した内容だったこともよかったですね。わかりやすく解説してもらいつつ、フロントエンドの現場で使う特殊な用語も使ってくれて、勉強のコツまで伝授してくれました。
-同期入社の仲間の存在も大きかった?
大きかったですね。独学と違って一緒に学ぶ仲間がいると、いい刺激になります。
経験者の私は、設計やプログラミングに関するベースは理解していたので、周りから「これどういう意味?」と質問を受ける機会も多く、頼りにしてくれた面がありました。
そうしたとき、自分の知識をわかりやすく言語化することを意識したので、教えることを通して自分自身の理解も深まり、伝える力を磨くことができたかなと思います。
現在のプロジェクトと今後のキャリア
-3カ月間の研修を修了後、どんなプロジェクトを手がけているのですか?
物流系Webシステムの開発を担当しています。
フロントエンドエンジニアとしてソースコードの修正やテストをメインに担いながら、技術的にはバックエンドやインフラ側についても結構触れています。
フロントエンドではReactを使い、バックエンドではPython、インフラ側ではAWSをコードベースで構築・管理できるTerraformというツールを活用しています。
-研修で学んだ内容をベースに、実践に出てさらにスキルを広げている感じですね。
フロントエンド、バックエンド、インフラの技術を切れ目なく学ぶことができています。
私の肩書はフロントエンドエンジニアなんですけど、システムではすべてがつながっていますので、フロント以外の技術にも触れてスキルアップしたいと考えていたんです。
配属先のプロジェクトを検討するにあたって、ラクスパートナーズの営業担当やアサイン担当の方々が私のそうした思いを汲み、今のプロジェクトを提案してくれました。
そうした方々のフォローを受けられ、さまざまなプロジェクトから自分の意向に合う配属先を選択できることもラクスパートナーズならではの魅力。
技術志向を貫ける環境なので、当社への転職を選んで間違いなかったと実感しています。
-今後のキャリアについてはどう考えていますか?
転職前はフリーランスにも興味を抱いていましたが、今はちょっと考え方が変わりました。
ラクスパートナーズには有名なWebサービスや新しい試みに携わるチャンスがあり、開発の最前線で技術のトレンドを吸収・駆使できます。
これは、エンジニアにとって大きなメリットですから、これからもラクスパートナーズのエンジニアとしてスキルを高めていきたいですね。
転職時にリスキリング採用があったら
-当社では「リスキリング採用」と題した経験者採用がスタートします。
Rikuさんのように「学び直したい」「キャリアチェンジしたい」というエンジニアの皆さんに研修機会を用意し、キャリアを支援するという取り組みです。
Rikuさんの転職時にリスキリング採用があったら、応募していましたか?
はい、応募したと思います。
未経験者枠で応募した私も、研修で学び直し、キャリアチェンジを叶えることができました。
それが経験者枠であれば、研修でエンジニア経験者の皆さんと意見交換でき、切磋琢磨しあえるのですから、よりいっそう視野やスキルを広げられるのではないかと思います。
-では、最後にメッセージをお願いします!
あらためて自分のキャリアの方向性を見つめ直し、リスタートをめざすなら、転職して環境を変えることはとてもいい選択だと思います。
私自身、研修でトレンドの技術を学び、配属先のプロジェクトで優秀な先輩たちと働くことで、スキルアップを重ねることができています。
可能性がぐんと広がりますので、ぜひ前向きにチャレンジしてください!